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機能服

2012年06月08日 00:44

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滑り納め

2012年05月15日 20:20

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守門岳

2012年04月22日 21:33






昨日、ようやく桜が咲き出した。桜だけじゃなく梅に桃に木蓮、花壇では水仙とチューリップ。タメのきいた雪国の春は全部一斉で賑やかだ。

ここのところオートバイにうつつを抜かしていたけれどようやく山スキーへ。裏の守門岳。



今期はよく滑った。厳冬期中ずっと降りっ放しなもんだから行くのはスキー場ばかり。そらもう深雪腹一杯食ったわよ。一方、山スキーは1月中旬のわずか1回。主に仕事および天候の問題。スキー場と違って朝だけ行ってきますというわけにいかない。

てな感じで山スキー3ヶ月ぶり、スキーも2ヶ月ぶりという新鮮な気持ちでお山へ。しかも金土2日連続。
行かないとさっぱりのくせに行き出すとこう。我ながら呆れるわ。
写真は両日ミックス。


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目指す山頂が正面に丸見え。遠いねえ・・・




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まだまだ。
まだ半分も来てない。

んだけど森の散歩は楽しい。




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暑い。

金曜日はどんより曇り空。土曜日は大快晴の無風。




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キビタキ小屋で休憩。

そろそろ脚にきてる。運動不足痛感・・・
ここからさらに急登が延々と続く。ゆっくりいこう、ゆっくり。




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出ました山頂エリア。おれの大岳ボウル。




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久しぶりの山頂ランチ。のんびり1時間。
カプチーノおかわり。

さすがに週末で晴れ、大賑わい。笑顔満開。




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金曜日の山頂はガスで真っ白。やばいやばい。
早々に下って森のレストラン。山で食べるカップラーメンはなぜか美味い。

誰もいない平日の静かな山。良い感じ。



腹ごしらえも済んだし、さあ滑りましょ。

スーパー快速ザラメ。底まで一気の大回り。たまらん!




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登り返してツリーラン。馬ノ背。
ここから沢筋へ落ちて行きたいのにバックリ割れ目。まいっか。えいっ。




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素晴らしい休日を急いで下ることもあるまいと、滝見で大休憩。山時間を満喫。

さっきまでの山頂を仰ぎ見る。満足。




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反対側は魚沼三山。駒、中ノ岳、八海山。

たまらんわ。

たまらんわ。



こちらの素晴らしい山行記もどうぞ。
先週もさぞ良かったことでしょう。

 → 青い山 白い山 様




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大型バックパック ~その4~

2011年06月21日 23:40

しかしまあ我ながら暇なもんだと呆れてしまう。なにやってんだいったい。
これが実際に買って使ってのレポートでもあれば、それがたとえ私の主観でしかないとしても、もしかしたらほんの僅かでも誰かのお役に立てるかもしれない。しかしそうではなく、ただお店で眺めて試着(?)してみただけで、そもそも端から買う気は無いのである。


そんなわけでいよいよ最終回。

あれは3月下旬だったか。スキー用ジャストサイズのパックを買おうと久しぶりにアウトドア屋さんへ行った際にやおら目に飛び込んできた鮮やかな水色。ずらり居並ぶ彩り溢れるバックパックコーナーにあってひと際輝きを放ち素通りさせない。必要もないのに物欲刺激の危険な香り。

今回の騒動のきっかけは要するにコレ。
それがこのホグロフス、本命は最後に登場するのである。


HAGLOFS OXO70

oxo.jpg



パックにしておくのが惜しいほど、その洗練された佇まいに一発でヤラレた。類を見ない発色の良さ、濃淡の妙味にベルトのベージュとの組み合わせ。水色自体はとくに珍しいものではないが、ホグロフスお得意の水色はやはりひと味違う。モロに好みなのだ。

大型パックはなによりもフィット感が最優先と思うが、果たしてこの新作OXOときたら悪いことに、私の背中にも腰にもぴったり合ったのだから堪らない。特に私が好む腰回りのゴツさに関してはもう理想そのもの、ホグロフスのくせに完璧で困ってしまう。
見た目が好みで背負ってバッチリ。やいホグ、服に留まらずパックまで買わせるつもりか。



冷静になってよく見てみると細かい点でいくつか注文がある。いずれも必須ではない些細なものだが、実際に使うとなるとけっこう残念。

・雨蓋がヒップバッグに変身しない

縦走中にはパックをデポって身軽に山頂アタックというのはよくあること。かといってもうひとつチビパックを持つのも荷物が増える。その為のコンバーチブルであり、一度その便利さを知ると無いのは辛い。


・ヒップベルトにポケットが無い

いつの間にやら腰にポケットが世の標準装備になっていた。当初、そんなもん要らんと思ったが、この春購入のふたつを使ってみて便利さに気付いた次第。行動食、iPhone(カメラとして)がすぐ取り出せる。
ベルトに無いだけでボディ側にちゃんと伸縮ポケットはあるから、まあ問題なし。


・胴体にジッパーで中間アクセスは要らない

これもいつの間にやら大型パックに標準装備の様相。OXOに限らないが、私はこの機能に懐疑的。なぜならジッパーこそが真っ先に壊れる部分で、だからちゃんと山で使うパックは上から詰め込む袋式なはず(トップローディングというの?)。それともジッパーの信頼性が飛躍的に向上したのだろうか。
そもそも二気室なのだからなにも中間まで開かなくても問題ない。問題があるとすれば、それはパッキングの要領が悪いだけのこと。これに限っては、不安こそあれ便利さが想像できないなあ。


・Hマークが悪目立ち

製品にはやはりロゴをつけなければならないのだろうか。1カ所ならまだしも左右のアックスホルダーにまで、しかも見事フォーカルポイントを狙って。憎たらしいやらもう。




基本、よくまとまったパックだと思う。荷室にもベルトがあったりレインカバーが格納されているのもありがたい。シルエットが良く、フィット感に優れたうえに色が最高で楽しそう、つまり私の考えるところの軽やかな足取りマイナス3kgも備えている。これ背負うってことを想像するだけで今すぐどこかへ登りに行きたくなる。それってとても大切なこと。そのウキウキ感の前には先の些細な欠点など取るに足りる。足りるわ。ジッパーなんか要らんての。
やっぱりこれだけは看過できない。ガッチリ縫ってしまうか。



今回の騒動はこれにて落着。やっぱり買いません。
あー残念。

雨飾山

2011年06月20日 23:11





大型バックパック購入記の途中だけど(買わない買わない)ちょっくら雨飾山へ行ってきた。
何年ぶりだろ、ずいぶん久しぶりに感じる。以前はここもよく登ったなあ。

とにかくまあ人気の山である。なにしろ名前が良い。アマカザリ。
たしかに雨の多い山域ではある。北アルプスと目と鼻の先で妙高火打と背中合わせでいて日本海がすぐそこ。そら風も強いし雨も雪もどっさり降るわ。
そのまんま”雨山”だったらきっとこんなに人気は無いはずだ。"飾"のひと文字が入るだけでたちまちロマンティックな響きになるのだから世の中わからない。なにがや。


山の名前って誰がつけるのだろう。

地図帳をエロ本代わりに育った私は、なんというか、とにかく地名が好きなのである。平成の大合併のバカ・・・
山の名前なんてそりゃもうロマン満開だもの。

誰がというより大昔から言い伝えられているとしても、最初に言った人あるいは人たち、きっと地元に住む人たち。ありがとう。



フォッサマグナとグランフォンドのまち糸魚川と信州は小谷の国境を跨ぐ標高2,000に満たない普通の山である。普通というのは、コースタイム4時間弱で、やたら急登で、隣の山が近くて、ブナの森があって汁っぽいという、まんま新潟の山らしい山のこと。

メインは小谷側のコース。糸魚川からがマニアックということになっているようだが、どちらもアクセスは良くて温泉付き。

今日は小谷側から。ちょうど中間地点にある絶好の休憩ポイント荒菅沢から、双耳の峰と直下のスラブを望む。

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山スキーでも有名。この沢滑ったら気持ちいいだろなあ。


このまま遡行していけそう。雪装備持ってこりゃよかったな。とはいえ、ひと休みしているわずかな間にもぽんぽん落石。雪渓は音が聞こえないから油断ならん。


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この山が大好きなのはコースが飽きないこと。とにかく歩いていて楽しい。
無遠慮にいきなり腰くらいのモモ上げ階段から始まる山も多い中で、ここはまず湿原の平ら歩き15分。これが心地よい。水芭蕉も咲き誇る。いざ山に取り付きゃやはり遠慮無しに急、急、急なんだがこの15分があるだけで印象はまるで違う。



ブナの原生林。足元には花、花、花。
シラネアオイの薄紫。なんて上品なんでしょ。


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そして後半は岩場が続く。ここがまた楽しい。

しかし大人気の山だけに当然のことながら渋滞ポイントでもある。この日も梯子を下りてくるお爺さんお婆さんの団体で足止め。んま遅めの出立だった私が悪い。

それにしても石を蹴り落としすぎ・・・
危ないし待ってたら日が暮れるので横の面をクライミング。

と、以前一緒に仕事したガイドさんと再会。おつかれさまです。
もうひとつのツアーは糸魚川へ下るそう。いいなあ、雨飾の縦走。



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山頂。

雲が湧き出して残念ながら白馬方面の眺望利かず。
もう夏雲の季節なのね。


私のお気に入り食事場はこの秘密テラス。山頂は狭いし人も多いけどここだけは別。
天狗の腰掛け。足元すとーんと谷まで800mほど。この高度感がおかず。
最高に美味。



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ここにも山ガール。


風に乗っていい匂いが(汁


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何回行っても、いつも良い山。雨飾山。



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大型バックパック ~その3~

2011年06月17日 22:43

まさかの、その3である。

なにが悲しくてこんなことを連載しているのだ私は。
欲しいなら黙ってとっとと買えっての


その実力において世界ナンバーワンと評されるグレゴリーをつかまえて、野暮ったい陰気くさいと切り捨て、スタイリッシュにして本格派、夢のような高コストパフォーマンスで名を馳せるオスプレーをも、飽きたと笑う私。このふたつがダメならあなたに背負えるパックはありませんと、そう店員さんに冷ややかな宣告をされてもおかくしくない。もし私が店員であればそんな客には、じゃあ自分で作れと追い払うのではなかろうか。


ここまでで整理すると、ゴツくて頑丈長持ち、たとえいくらか重くとも思わず足取りの軽くなりそうな明るいキャラクターが好みのようなのだ私は。それでいて今までのワタクシ的山観というか、道具観の延長線上ではないなにか新たな風を感じたいと。



そんなややこしいオッサンが怪しく店頭をうろつく。

お?

隅っこに呼ぶ気配。これはなんだ?


macpac Cascade65

cascade65.png




ぱっと見、なんのヘンテツもないやや細身の地味なパックである。しかし、なにかこう捕えて放さない妙な引力を感じる。ザラリとした独特の風合いに惹かれて思わず撫でる。

ふむむ。

ホスピタリティに溢れるOSPREYを見たあとではいかにも無愛想極まりないのだが、この無骨さが不思議と好ましく思える。好奇な心にぷすりと刺さってくる。実際はこういうシンプルなやつこそ使い易いんだよなと、やおら妄想ウキウキモード突入。

じわじわ。これは背負って歩き出したくなるぞ。


それにしてもなんだ湿気ったデニムみたいなこの奇妙な生地は。

これこそがmacpacをmacpacたらしめるご自慢のオリジナル素材、その名もmacpac、間違った、AZTECなのだそうだ。


ほほう。


糸の段階から耐水性を考えている生地、脱コーティングとな。今まさに私の愛用パックが見舞われているポリウレタン貼りの加水分解の心配も無いと。それ魅力。

コットンとポリエステルの混紡ワックス漬けとある。ああ、それって昔のヤッケだ。二重にしたのがダブルヤッケ、つまり往年のエベレスト登山隊も着ていたあの冬装備。だからなのね、なんだか懐かしく感じたのは。って、知らんわ。
たまーに山スキーやクロカンのベテランさんが着ている。着ようによっちゃとてもカッコイイと思う。機能性がどうなのかはわからないが本当に寒い日の雪ならどうせ濡れないし平気なのかな。




肝心の背負い心地はどうか。

まあまあ。吸い付くような感じではない。
たとえば、同じ具15kgをGREGORYのBaltoroなら13kgに感じる気がするとすれば(それくらい素晴らしいフィット感だ)、こちらは15kgが15.5kgという感じ。だけど佇まいが好みだから気分的にはマイナス3kgの12.5kgでmacpacの勝ち。好きなほうがひょいひょい歩けちゃう。人間なんてそんなもん。



理性的な選択ならばGREGORYに行き着くのだろう。

しかし人間、アタマでわかっちゃいるけどカラダはねって。生き物だもの。




優れた耐水性と謳うが完全防水ではないとのこと。ここが引っかかる。
理由はふたつ。

まず、そもそも濡らしたくない具(あるいは濡れた具)は防水袋に入れている。
もうひとつ、なんぼAZTEC様が頑張って具を雨から守ってくれたとしても生地それ自体は濡れている。蓮の葉のようにはいかない。つまり濡れたパックをテントの中に入れねばならないということになる。それは許されない。パックはマットを兼ねるのだから。テントの中をみすみす濡らすなら最初から計画ビバークでいいやとなる。テント要らん、こんな大きなパック要らんぞ。あれれ?

結局は従来通りにレインカバーが必要ってこと。カバー自体が負担になるものではないにしてもこの現実はちょっとマヌケだ。これなら楽しく歩けそうだと、下手するとフィット感よりも大切なウキウキ感が満点なだけに惜しい。実に惜しい。


もはや言いがかり。

うっかり買ってしまっても後悔はしないだけの予感ひしひし。むらむら。

わくわく。




 つづく

大型バックパック ~その2~

2011年06月16日 23:54

さて、その2。

実はこの春に小型パックをふたつも新調済みだったりする。今まではやはりLowe alpineのRondoy50という水色のちょっと風変わりなやつを使ってきた。50Lといえば立派に中型だが細身のスッキリシルエットは見た目に大袈裟でなく、主に日帰り用として散歩からスキーまで年中無休の万能ぶり。
このサイズなら私は冬のテント2~3泊でも充分なのだが敢えて無雪期日帰りにも使ってきたのはワケがある。そのワケはここでは触れないでおくが、これに個人で日帰りに要る物だけを詰めたらスカスカのぺしゃんこなので飲みもしない水を3リットルも4リットルも持ってみたりツェルトの代わりにテントとか、そうやってわざわざ苦行を好んだのは、それがトレーニングを兼ねてだから。


そんな第3期。第4期の今はまた別の考え、企みがある。なにを企んでいるかもここでは内緒にしておくが(なんやねん)ようするに、ぴったりジャストサイズぴちぴちのしっかりした小型パックが欲しかったのだ。
買ったのはいずれもOSPREY。スキー専用にオレンジのkode30を選んでみたところ、これがもう実にスグレモノで大いに感心した。よって散歩用にも迷わずOSPREY、背中の浮いたやつを一度使ってみたかったのでstratos26、目下大活躍中。


無断借用しておいてこう言うのもなんだが写真映りが悪い。特にstratos、実物はこんなヘンな模様はほとんど気にならないし色もちょっと違う。


code.jpgstratos.jpg



てことで、ようやく本題に入る。候補のふたつ目はそういうわけでこういうわけ。

OSPREY aether70

aether.jpg



私、すっかり疎くなっていた。OSPREYってずいぶん普及してるのね。
だってひと昔前はうんとお高いイメージだったもの。値段の高い安いだけじゃなく。

それも納得、これだけのモノがこの価格帯なのだから。むしろ安い。安すぎる。素晴らしい。



このロゴがずっと気になっていた。他人様のパックを気にしちゃいないけどロゴだけはずっと心にあった。そういやそこらじゅうでさんざん見かける。いつもの守門岳なんて山スキーヤーの3割超えてる印象だ。今年の春は私も買ったからなおのこと気にしてみたら、同じオレンジのkodeなど爆発的大人気だもの。被るどころじゃないもの。老若男女みんなこれ。制服か。



優等生といえばこれほど優等生もいないと思う。痒いところに手が届いてぽりぽり掻いてくれてる。基本もしっかりしてりゃ小技も憎らしいほどに効いている。そして軽い。かっこいい。これ以上なにを望もうか。もう、値段を考えりゃ文句のつけようがない。



文句はひとつ。

あるんか。

ヒップベルトが甘い。着るように背負うにはこれぐらいペラペラが良いのかもしれないが、私は腰周りは痛いほどゴツいのが好みだ。


まだある。


あるんか。


全体的にどうも弱っちい。軽量化とバーターとはいえ。
実際は充分な耐久性も備えていることだろう。しかし、大型のバックパックはなにを入れても壊れそうもない厳つい雰囲気が好みなのだ。その分重くなってもいいから。


OSPREYのaether、120点満点で100点。

問題は私にある。3つも続けて同じブランドのを買うのはどうにも気が進まない。目新しさが欲しいのだ。



 つづく

大型バックパック ~その1~

2011年06月15日 23:55

天気や仕事でここ2回続けてテント泊山行を中止してしまっている。なにも慌てる必要はないのだが時期的に6月の今がベスト(人が少ない。雪がある→キレイ、涼しい、下り楽ちん。朝晩寒くて楽しい。日が長い→行動便利)なのでなんとか都合つけたいのだが。。


ちなみに私、シーズン中はいつでも飛び出せるように常にパッキング済み。山行後には干してすぐ詰めて次回に備えるってわけ。ダウンの寝袋やジャケットにとってはよろしくないが前の晩にドタバタやるよりはマシである。あとは食料をいくつか入れるくらいで、忘れ物予防でもあるし部屋が道具で散らかることもない。とはいえ、日帰り山行を挟むとなれば結局移し替えるのだけれど・・・
しかしこの習慣のおかげで中越地震のときはなんら慌てることなく済んだ。真っ暗でガラスやらなにやらが散乱する中でさっとひと掴み、水と食料含めて山道具一式がワンアクションでそのまんま避難装備として活躍してくれたっけ。


てなわけで。

この春からのワタクシ的山ブームが第4期とすれば、これら道具達を揃えたのがちょうど10年前の第3期のこと。金銭的に苦労して揃えたこともあるけれど、やはり、その間の思い出もぎっしりで愛着もひとしおなのである。あるがしかし、時の流れは残酷なもの。10年という月日は、私の想い入れなど一切お構いなく物質を劣化させてしまう。

Lowe alpineのcontour3。フィット感は素晴らしく使い易くて丈夫。比較的安くて、当時は隠れた名品。泊まりとなればどこでもこのモスグリーンの75Lを背負って行った。大切にガシガシ使ってきた。岩場でドサッと降ろしたり汁っ気の土に置かないように気をつかってるし、それでも汚れたらキッチリ拭くなりブラッシング、汗はファブリーズじゃ根本的な解決にならんと毎年洗濯もした。コーティングがヤラレるから洗濯厳禁というのが一般的なのだろうが、布は布、水を通さないことにはキレイにならない。私はキレイに使いたいし汚いままでも構わない人は洗わなきゃいいだけのこと。汚れは生地を痛めるし臭い道具は他人の迷惑だと思うけども。


そうして使ってきたパックもさすがにそろそろ草臥れてきた。ここ数年間は年に1~2回しか出番がなかったのでさほど注意してなかったものの、今、よく見るとコーティングの分解も始まってる。色褪せはともかく、ショルダーストラップも痩せて甘くなっているしヒップベルトのコシもなくなってきた。破けた穴開いたじゃないのでまだまだ充分使えるとして、まあなんというか、愛着は愛着として10年ひと区切りに新調しちゃおうかなってのが今日の本題。


いっそ破裂してしまえば踏ん切りもつこうって話だが、これがなかなか。
うーん、山道具の買い替えって難しい。今使っているのが基準になるのは当然として、それがかなりの実力者となれば選択眼も厳しくなろうってもの。各社チカラの入ったラインナップをみせているものの、どうも一発でこれだと決まらない。無理して買う必要がないだけに迷ってしまう不思議。

あれこれ背負ってみて絞った候補は以下の4モデル。




 Gregory Baltoro65

baltoro1.jpg


contour3に最も近い背負い心地。いや、勝るかも。
って、パックに勝ちも負けもないもんだが確かに私の背中には合う。実際の荷を詰めてみないと断言できないが、ウェイトでもじゅうぶんフィット感の良さはわかった。

細部まで実直な作りで使い勝手の良さも容易に想像つく。加えて申し分ないフィット感。これが最有力候補になるのかなななな。。。

しかし踏み切れない最大の理由、それは華がないこと。



baltoro2.jpg



パックに華を求める必要があるのか?


ある。

赤ならどうだ。



う~ん・・・
持ってる服や靴に合わん。


マジメで落ち着いた雰囲気は良い。しかしこのモデルでは気持ちが軽やかにならない。雨に降り込められたらメゲそう。




 つづく

HAGLOFS シールドプルオーバー

2011年06月08日 22:01

うすうすのウィンドブレーカーが欲しかった。行動中はともかく、山頂や途中休憩の肌寒いときにパッと羽織れて、要らんときは丸めてパックのポケットにでも突っ込んでおけるやつ。冬だって、登りはよほど強風でもない限り基本暑い。雪山では出来るだけ汗をかかないように行動することもスキルの内と考えれば、ハードシェルのベンチレーター全開よりも最初から寒いめの格好でスタートすべき。


必要最小限ながら必要なものは絶対必要という意味で、厳冬期から夏山まで、ひと通りの装備は持っている。あとは、あればいいな程度の物、その筆頭がうすうすシェルだったのだ。
あれば重宝するだろうことはわかってる。特に山スキーの登りで輝くはず。しかし必須じゃないだけに、こんな薄っぺらに1マンも2マンも出す勇気が湧いてこなかった。私にしては珍しく、店頭へ2度も出向いての逡巡した挙げ句に結局は買わず終いだった手強いやつ。

とうとう買った。むふー(鼻息荒く





 → SHIELD PULLOVER


またホグロフス。なんだかんだでホグロフス。
ハードシェルが2着とソフトシェルにフリースに下着とバッグ類やら小物の果てまでいつの間にやら揃ってきてる。着るもの持つもの"H"マークだらけ。恥ずかし。
ボッタクリだの最近デザイン良くないんじゃないのと文句つけつつも、使えば納得。


でもって、うすうす。これ最高。
たまげた。期待のはるか上をいってる。

先日の燕岳でさっそく投入。
残雪の冷気に包まれての登り、稜線上での強風、昼ごはん大休憩。わずか1回の着用ながらもはや定番、必需品化決定。
楽チンなグリセードも滑りっ放しではほんのり汗かく下り、テストで着っ放し。蒸れない。不快感ゼロ。


こりゃいい。なんだよもう、もっと早くに買っておけばよかった。通年出番があることを思えば、あれほど躊躇していたお値段がむしろ安く思える。色違いでもう一着いったろか(汁



相変わらずパターンが素晴らしい。襟ぐり、肩から腕、脇の絞り。いつも通りに、ひと味違うスッキリシルエット。それでいて動き易い。これがホグロフスを選ぶ大きな理由。

おもてなしの山 燕岳

2011年06月07日 23:59

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先週の土曜日、ひとっ走り北アルプスへ日帰り。燕岳へ。

ここから始まる表銀座縦走路と、槍ヶ岳様が正面にどーん。



ぐるり北アルプスの峰々が見渡せるほとんど展望台のような燕岳。アクセスはイージーでコースも短く日帰り余裕の山でありながら、日本の屋根を実感できる高度感、谷の深さがこうも手軽に楽しめるのだからありがたい。


北アルプス三大急登といわれるが、登ってしまえば『へ?どこが?』って感じで、これで急ならば新潟の山は全部激坂になってしまう。難所があるわけでなし、森にもこちらの山のような潤いが感じられない、ただ傾斜のついた遊歩道といった風情のどうにも味気ない登山道ではある。しかし、尾根を登り詰めての向こう側に突如現れる大展望は感動を通り越してショックでさえある。この山はもう10回以上になるが、それでも毎回変わらず感動する。初めて登った時には、その感動をどう表現していいかわからず、ただ黙って立ち尽くしたまま涙が溢れそうになったことをハッキリ覚えている。



右を見る。
独特の白い山肌が清潔感にあふれてひたすら爽やかな燕岳。


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正面には裏銀座の峰々と谷。


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そして槍。ギザギザ北鎌尾根。
風雪のビバーク松濤明ですよ。孤高の人加藤文太郎ですよ。


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もうひとつの驚き。高級ホテル、燕山荘

山の上にこんな豪華な山小屋が必要なのかと疑問がないでもない。。

とかいって、毎回生ビールが楽しみ。ありがたい。



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泊ってよかった山小屋 1位。
泊ってみたい山小屋 1位。
いちばん好きな山小屋 1位。

10回登ってまだ1度も泊ったことないや(汁


そんなテント派の私もこのホテルは試しに泊ってみたい。




登山道の様子。

合戦小屋から上は雪。この日の気温は山頂で日中8℃。高曇り。


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典型的な残雪ザラメ。直登するもよし、ジグのルートもしっかりついてる。しかもキレイにステップ切ってあるうえ赤リボンの竿も立っている。いやはや素晴らしい管理。鼻つままれてもわからないようなホワイトアウトでもない限り、まず迷わないはず。歩き易く、落ちそうなリッジも無いのでアイスアックス、クランポンとも不要。とはいえこの時期必須装備であることに変わりなし。途中ミックス。

下りはグリセードで一気にぴゅー。


次はテントでのんびりしたい。


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