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20年前のザックを開ける

2011年05月28日 23:57

会社から貰えるご褒美旅行、さてエベレストに行こうかヨーロッパアルプスにしようかとうろうろしてたらこんな動画が。

アイガー北壁に残された20年前の氷漬けザックを開ける、なんともロマンティックでドキドキのハラハラ。たまらん。
なにが出てくる?どうなってる?どんな臭い?うわっ液体!(笑(笑


それにしてもなんと気持ち良さそうな登りっぷり。爪サックサク。



Jeff Lowe's Pack Retrieved from Eiger North Face from Jeff Lowe on Vimeo.



Jeff Lowe opens his backpack 20 years later from Jeff Lowe on Vimeo.





Isn't that amazing?
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やせ尾根にて

2011年05月26日 23:41






予定では明日から穂高に行くつもりだったのに仕事が入る間の悪さ。
まあ、山は逃げるでなし、天気も悪そうなので結果オーライか。

さてと、次に予定が組めそうなのは・・・、と今後の山行計画を立てに昼から山へ。どんなんやんねん。



ひと汗かいて気分爽快。

物欲満開。

本を読みに山散歩

2011年05月22日 20:57





ここのところ時間を作っては山ばかり行っている。とはいえ、作っても半日なので遠くや高い山へってのが叶わない代わりに、近くて低い山。そんな半端な時間ならば他のことをすべきなのかもしれないが、まあいいのだ。サッとジムでひと汗、プールでひと泳ぎ、そんな感じで山をぷらぷらしてひと汗。

桜の木の下で本を読む。



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お気に入りの場所。

朝イチの柔らかい光、夕方のとろけた風。もちろん日によって風向きも違う。
うまいこと段差のついた地形は座るによし寝るによし。



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コースタイムが120分。山猫の私が歩くと60分。ジム気分で小走り混じりにわしわし40分。

この春に新調した山靴。スポルティバのトランゴ S。

山歩き本格再開の気分も新たに、今ドキな軽いハイテク系を選んでみた。
しかしどうも気に入らん。やっぱりしっかりした革靴が私は好みだ。



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ここがトレイルだからそのまま素直に受け止められる標語ポスター。そうでなきゃ、なんと向上心の無い子供なのかとがっかりしてしまうわ。




なんだかんだ山ってのは岩と雪と氷。

冷たい岩に触れていると不思議と落ち着く。



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角田山

2011年05月16日 22:34





月山でリフトで楽して滑るか交通費かけて立山まで行くか乗鞍か。あるいは近場で平標、ほどほどで白馬、はたまた秋田まで足伸ばして鳥海山か。スキーだけならスキー場へ行けばいいし山を歩くならそこらじゅうどこでもいいのだが、その両方を同時に楽しみたいと欲をかくとこれがありそうでなさそで中途半端なミッド5月。雪があればいいってんでなくキッチリ下まで滑り繋げなきゃイヤだってんだからヤヤコシイ。せっかく遠くへ行くなら泊まりたいけど連休がままならんのもナヤマシイ。

それからそう、山靴を買い替えたのだからちゃんとした土の上も歩いてみたい。んがしかし、それなりの距離を歩こうとなるとまだどの山も雪。でもってバイクにも乗りたい。それからたまには静かに本を読んで過ごす休日なんてのもさ。

ふう。

このところ雨続きの挙げ句、やっと晴れたと思ったらとんでもない大風とさっぱり冴えない日々。そんな日は働くからいいのだけれどそろそろウズウズ。狙った今日、ばっちり快晴。わかった、全部やろう。スキー以外全部。

まずは朝峠。場合によっちゃ一日バイクでもいいかなって気もしてたけど、ひとしきり走って満足したところで爆音のツナギ野郎2台が来た。あんなのと一緒にされたんじゃかなわん、撤収の良いきっかけとする。んま、傍から見たらバイク乗ってるのなんて全部一緒だろうけども。


久しぶりにこっちのメット。

静かだ。


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午前中の残りで軽く整備して、昼飯食って山へ。
ひと汗かいたら上で読書コーヒーと洒落込むって寸法。


さて角田山。今日は灯台コースにしてみた。
海からスタート。0m。

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ここは新潟の人間にとってオアシスのような、誰もが一度は登ったことがあるってくらいに親しまれている心の山。それこそ幼稚園児が遠足で無酸素登頂を果たしておにぎりパクついて笑い転げる山。山国信州から海水浴に来た茶髪のカップルが、少し歩いてみようズラ、んだ、と手ぇ繋いでいちゃついてるうちにうっかり頂上に出てしまうくらいの山。

ぐるり八方いろんなコースがあって、その日の風向きや気分であっちから登ったりこっちに下ったりなんてのも気軽に出来る。足元には季節ごと色とりどりの花が目を楽しませてくれるし下れば温泉だらけ、夏ならそのまま海にザブンもいい。好き者はコースに飽き足らず全線薮漕ぎしてみたり、冬は冬で雪中泊の練習してる。浜の奇岩でボルダリングもいいしスキーは出来ない。出来ないんか。

そんな感じで、ここはエベレストじゃないってだけで、だけど山歩きの醍醐味がたっぷり詰まってる素敵な丘。丘か。



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中でもこの灯台コースは楽しい。なんたって海と山が同時。海中から一気に立ち上がる尾根、逆さに読んだら海へ力強く落ち込んでいく尾根、ちゃっかり岩場もあったりして登りでも下りでもダイナミックに角田を味わえる。

穏やかな潮風に吹かれながら山歩きってのもこれまたオツ。



アップスーンダウンを繰り返す木立のトンネルが気持ち良いったらない。


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みんなに愛されてるだけに人は多い。つまりコンニチハ地獄でもある。
午後から登ったからなおのこと、下山の方達が次から次へと降ってくる。あまり良い習慣とは思わないのだけれども、挨拶である以上は目を見て、コンチハ。

やけに若い女性が多い。ソロ小グループ大グループ、男女混合もあれど、すれ違うほとんど半数がランドネだかなんだかっていう感じの、例の彼女たちだ。今日が特別なのか角田が特別なのか、なんぼ流行りものだっても多過ぎるわ。まあ、婆さんが数珠繋ぎよりはいいけども。


私の気のせいであればいいのだけど、どうも彼女達の視線が私だけに集中しているようだ。それも、なにかを訴えかけてるようなあるいは媚びてるような、およそこの場に似つかわしくないトロッとした眼ビームなのだ。ほんのわずかな、チラと一瞬の交差にぎっしり詰め込まれたアレはいったいなんだ??

私が山を歩いたばっかりに彼女達の心を穏やかにしておかないのだとしたら申し訳ないと思う。


そんな、すれ違う彼女達の表情はみなイキイキとしていた。
いい汗かいて自然に触れておいしい山ごはん。そらキラキラするわ。

山っていいよね。



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今日のプロトレックはまたもハズレの470m。ピントも合わん。



反対側へ少し下ったところにある、ランドネ達ならヨガでもおっ始めそうな見晴らしの良い広場で静かに過ごす。

日曜日の午後3時半なんていうどうしようもなくビミョーな時間それも山の上。風ゆるゆる。
完全に脱力。メローにもほどがあろうよ。



こんな時間でもぽつりぽつりと登ってくる。それぞれ適度な間隔で座るそれぞれの山頂。
前にふたり組。当人同士が聞こえるだけの正しいボリュームでいかにも楽しそうな女子会。アルミホイルにくるまれたおにぎり。

私が食べるわけじゃないけどなんだかありがとうって気分。


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Michelin Pilot Road 3

2011年05月12日 23:42

暴れ馬のタイヤを交換した。のは3月上旬だからもう2ヶ月も前のこと。今回のチョイスはツーリングカテゴリーの新作、ミシュランのパイロットロード3



早いもので二輪界に華麗なるカムバックを果たしてから2年半、車両も取っ替えひっ替えしてきたがタイヤなどもう、それこそ何セットになるのか金額を計算するのが怖いくらいさんざん食い尽くしてきた。もって2,000km、フロントなど興が乗ってしまえば1,000kmを待たずしてスリップサインが飛び出す始末。それを地が出るまで使い倒しては毎月のように注文して・・・
超絶なる走りをもたらしてくれるハイグリップタイヤ、それはかくも儚い強者どもが夢のあと。

無我夢中でオートバイと戯れて走り廻って、そのうっちゃった時間と距離から得たものは多い。刺激と興奮に満ち溢れた得難い体験であった。そこになんら一片の悔いも無いがしかし、心の深いところではどうにも消化しきれないなにかが澱となって沈殿していたのも事実。


こんなタイヤがはたして本当に必要なのだろうか?

山坂道を駆け廻るばかりがオートバイの楽しみ方じゃないだろう?



我に返って、おもふ。



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イージーでお気楽カジュアルなハイパーモタードが気付かせてくれたこと。
いや、とっくの昔に気付いてたのだけど、なんでもアリなユルいこいつならばそれが迷わず実行できる。もちろん、投げやりや諦めのニュアンスではなく。


もっといろんなところへ行ってみようか。テント積んでのんびりと。
それからそう、街乗りや買い物ツーリングもいいんじゃない?

暴れ馬に付いてきたピレリ・コルサ3はトリモチのように粘って、あっという間に終わった。これ幸いと、'11シーズンを初のツーリングタイヤでもって開幕。ややや、なんだか楽しみ。


ここで参考に、私の備忘録がてらドゥカティ3台でのタイヤ歴を記しておこう。


 BS BT-016(F800 R1,000)<モンスター696>
 BS BT-003st(F900 R1,200)< 〃 >
 MI PilotPower 2CT(F1,100 R1,400)< 〃 > X 3set
 PI Dragon SuperCorsa(F600 R800)<スーパーバイク1098S>
 MI PowerPure(F900 R1,100)< 〃 >
 MI PilotPower 2CT(F900 R1,100)< 〃 > X 2set
 PI Diabro Corsa3(F700 R900)<ハイパーモタード1100S>

( )内はショルダーのスリップサインが出た距離 : km
実際は溝の底の底まで使って倍以上で交換。(峠6:散歩2:ツーリング2:高速0)




毎度のことながら前置きが異様に長い。なんの話だっけか。ああ、ツーリングタイヤだ。
交換してから約1,000km、ようやく峠をたっぷり走ることが出来て、おおよその特徴が掴めたところ。これから路面温度の上がるシーズンを経てみないと寿命を含めた総合判断は下せないが、いや、もう断言してしまおう。私は一生このタイヤ、パイロットロード3でいく。最高。んでもって、ハイパーモタードの標準装着はこのタイヤにすべきだと、ボローニャまでドゥカティの社長さんに電話したところだ。



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ビバンダムをモチーフにしたという(嘘)一風変わったフェイスのこのタイヤ、まるでレインタイヤのようでありなんとなくイモ虫にも見える。どうしてこんなことになったのやら、きっとミシュランにも考えがあってのことなのだろうが、一見して笑いを誘う悪目立ちした奇妙なルックスがまず気に入った。ハイパーにぴったりファンキー。



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見た目以上に気に入ったのが脚周りとのマッチング。

ハイパーのフロントサスは中途半端に柔い(リアはガッチガチ)。世のスポーツバイク平均からしたら2段はハードなバネが入っているものの、それでも脚長系なりに姿勢変化を許すもので、そこに強力無比なブレーキとの組み合わせが悪さをしているのだな(標準セッティング)。全てがソリッドなフィールで、それこそブレーキングひとつとっても立派なエンターテイメントだと評価していた猛獣スーパーバイクはその点、乗り味にびしっと一本筋が通っていたものだ。その感覚のままハイパーを走らせると、異様な軽快感の魔力に引き込まれつつも、なだけにどうにもチグハグな足捌きの拙さが際立ってしまっていよいよ不愉快一歩手前。止まるだけなら問題は無いがなにしろ過渡域でのタッチが悪いのだ。
それがどうだ、タイヤを換えた途端まったく気にならなくなった。

サスペンションやブレーキに距離なりに馴染みが出てきたこと、私自身がハイパーの甘い乗り味に慣れてしまったこと、それらも無関係じゃないと思う。ただ、理由はわからないが、感じることだけを比較するならば断然こちらが良い。とにかく走っていて楽しい。やはりタイヤとの相性ってあるよなあと再認識した次第。

空気圧は標準。フロント2.1kg/cm リア2.2kg/cm。




グリップ力に心配無し。

探りさぐりで少しづつ寝かせていく、おお平気。スケベ心出してステップ擦るまで倒してみる、あら平気。景気良くスロットル満開で立ち上がってみる、ほら平気。

少なくとも、私程度のスキルでそこらの峠で騒ぐ分にはまったく問題無い。言われなければわからないほど、ワタクシ的標準にして基準たるパイロットパワーそのまんま。いつものミシュランらしくパタンと寝てサラッと曲がる。制動、OK。


フロントに癖は無い。あくまで素直に、荷重を掛けたなりに、視線を送った方へぐいぐい向かって行く。いいぞイモ虫。一方、リアは少々ダルい印象。クリップから脱出にかけての尻踏ん張りでうにゃうにゃする。
もちろん公道、良い意味でこれはリミッターとしての効果あり。



乗り心地良し。

ケース剛性をしっかり感じつつ、溝が多い効果なのか転がり感は柔らかい。それでいて鈍らなゴムゴムしたものではなく、路面の雑味だけ吸収して情報をきっちり伝えてくれる。安心感ありあり。

それを確認したのち、フロントは標準のままリアのプリロードを山3つ抜いた。伸び減衰も全抜きから2つ戻し。前後のバランスをとって低速でもよく動く脚にしてみた。いい感じだ。



夢のロングライフ。

であってくれたら嬉しい。現在1,000km経過にして前後9分山、センターなどほとんど10分のまま。すでに、もうこれだけで私は喜んでいる。目的達成。夢なら覚めないでほしい。峠遊びにもとりあえず不足無くてこれだけ減らないのだから愉快な話じゃないか。
さすがに10,000kmとは言わない、ハイグリップ比で倍、欲を言わせてもらえば6,000km、そこまでもってくれたら泣いて喜ぶわ。

しかも溶け方が良い。サラリのサラサラ。これも私がミシュランを好む大きな理由だ。BSやピレリのボロボロべたべたと派手な溶け方は公道使用じゃ馬鹿丸出しに思えて、なのでこれまでも写真を載せてこなかった。



今まで、もしかしたらハイグリップタイヤだからこそ救われていたこともあったのかもしれない。止まりきれなかったことも飛び出したこともコケたことも無いのは、それがトリモチばりの食い付きのおかげだったのかもしれない。

だけど、もういいや。
もし、ハイグリップタイヤでなければ出来ないことがあるなら、そんなことはやらなきゃいいだけ。私にはパイロットロード3がある。



タイヤ代、つらかった(汁

先週のパワープレイ

2011年05月09日 23:50

April's Fool -The Merrymakers-

森立峠

2011年05月07日 23:00

晴れて暑くなるとの予報。しかし天気図は微妙に中途半端で、山はかなりの強風になるだろうことはわかる。ベースまで繋ぐのが困難なほど減ってしまった雪のこともあって、はて山に行ったものか気乗りしないまま床についた。
さて目覚めても、ハッキリしない空同様に気分も上がらず。夜明けでこの風ならば日中の稜線上は20m/s近く吹く。しかも南西の滑るに向かい風だ。雪はさらに腐ってることだろう。すなわち報われるだけの滑走感は得られない。おまけに午後からは仕事がある。

と、きっちり言い訳を並べてスキーは止め。そこまでしてようやくバイクに乗る許可が下りるのだから我ながら難儀な話である。
せっかくの早起きなのでゆっくりコーヒーを二杯飲んでハイパー散歩に出かける。



いつもの峠。10分。






この、通称森のS字を抜けたあとの右ヘアピンが好きだ。

開通直後は全線に砂が浮いて枝が散乱し雪解け水が溢れ出していた。今はこの通りに、ものの数日でキレイサッパリ。悩まされる嫌な羽虫や毛虫も今年はなぜかいない。下草が伸び出す前のこの時期こそ、見通しが利いて暑くも寒くもないベストシーズン。ただし、注意散漫どこにでも平気で駐車する山菜採りはどうしたものか。。



萌黄色。萌木色。

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散歩服。


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ガエルネのフーガにマックスフリッツのワンサイドカーゴ迷彩パンティ。3月に購入。
どちらも履き心地すこぶる良ろし。

これに大雪の八海山専用にしていたハードシェルジャケットとコロリンとしたバックパックを背負う。最近は革を着ないでこんなチャラい格好(byアルダナ店主)で乗っている。散歩だろうと公道を走る以上はアクシデントは付きものだし原因はなんであれ痛い思いをするのは二輪のこちらだとわかっちゃいる。わかっちゃいるけど、気楽で万能カジュアルなハイパーにはそんな気分。気兼ねなくひょいとお店に寄ったりなにか買って帰ることもできる。それって結構大切なこと。逆説的ながら、そんなダメ装備だからこそより以上に安全運転を心掛けるのだし。

せめて下には、周りが引くほど全身がっちりプロテクタ(byアルダナ店主)なりエアバッグなりを仕込むべきなのもわかっちゃいる。んが、死ぬときは死ぬんだからとも、思う。



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ひなたぼっこコーヒー。

里山ぐるり。

目を三角に釣り上げない峠。

菱形くらいに釣り上げて峠。




スキーに行かなくても、結局は山なんだな。


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今日からジロ・デ・イタリア。

春のフルバンク祭り開催

2011年05月05日 22:47

いつもの峠。
待ちかねた冬期通行止め解除式典をひとり、盛大に祝う。

目を瞑ったままでも走りきれると半分真顔で言ってしまいそうなくらい、随までリズムが染み込んだ2,500m。コーナー&コーナー、&コーナー。


今年もよろしく、ホントに正直よろしくお願いします。この道でいっぱい元気もらって、誰かのために勇気を与えられるようホント一所懸命走りたいと思います。感謝してます正直。


黙ればかもん。


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長岡から栃尾、石峠を経て入広瀬へ。中越深部へいくほど季節が遡る。山肌から染みでた水、路肩の雪、なによりも冷気。浮かれて薄着で出てきたもんだから寒いったらない。さらに深い六十里越へ向かうもさすがにまだ通行止めで、ここでコーヒーブレイク放尿。
氷漬けの池、桜咲き出す。



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狙って追いかけたわけじゃないが、栃尾からここまでの区間を3人組みのキャンプツーリングらしき女子ライダーと並走。小さなトレイルバイクに小さな背中、括り付けた大きな箱。どこへ向かうのか、ころころと軽快に飛ばす三人の後ろ姿には「たのしい」と大書きしてあるかのごとくで微笑ましい。

追い越す必要がないほど、ちょっと意外なくらいの快走。明るくてスマートなライディングを披露してくれた春うららな彼女たちから元気もらった。

要らんて。



入広瀬を折り返して、直線が無い村、山古志を縦走する。地震の爪痕はいまだ癒えずも、ここにも確かな春。陽の射した尾根と深くて暗い谷が見せる迫力のコントラストに地花と緑の彩り。きれいな里だ。

直線番長ならうんざりするくらい、なるほど確かに全村くねくね。全部崩れて、全部敷き直した道だと思うと飛ばす気にはなれないので控えめにフルバンク。そのままの姿勢で小千谷へ滑り込む。



誇張無しに、全行程の8割は右か左に傾いてるんじゃないかと、そんな感じのアラウンド中越200km。




なにくそ守門岳

2011年05月03日 22:39

ツーリングに釣りにバーベキュー、それらお誘いを振り切ってまたもスキー。なにも山に行くばかりが休日の過ごし方じゃないのだけれど、今はやはり天気が良ければ山に行きたい。守門シーズンもあとわずかなだけに、なにか予定を入れてしまってみすみすチャンスを逃すのは惜しいという、働くも遊ぶもなにするも天気次第の気ままな私。毎日早起きして、晴れたら山。仕事の日はオートバイでひとっ走り。そんな感じの虫食いゴールデンウィークざんす。








中腹のキビタキ小屋で足休め。
ちょこんと頭だけ出ていたのが二週間前、先週は屋根が出てきたと思ったらもうこんなに。

体育ジャージで長靴、シャツはイン。通称新潟スタイルと呼ばれる、特に春はどんな山域でもほとんどデフォルトといっていい装備の三人パーティが写ってる。なぜかスキー1、歩き2の組み合わせ。いや、山をどう楽しもうと余計なことを申し上げるつもりはないのだが、登りはいいとして下りは別行動なのだろうか。



それにしても春全開、雪も減り出したら早いったらない。わずか3日のうちにもあそこのショートカットもここの取り付きもとうとう雪が消えて木がむくむく。ルートを探しながら登るのも楽しいっちゃ楽しいけど、両手両足総動員の大騒ぎで攀じのぼるくらいなら巻いてしまった方がかえって速いと、毎度登りきってから気付く。わかっちゃいるけど雪山ではそれが出来ない。

写真ではまるでわかり難いが、朝のカリカリの壁を太陽に向かってアイスアックスも無しに60度ほどの壁を20m、その先に待ち受ける薮漕ぎならぬ薮潜りでもうへろへろ。


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沢だけじゃなく、そこらじゅうに穴。覗くとざわっとするくらい深くて意外なほど広い空洞。

穴があるからまだいい、普通の雪面のつもりでいきなり踏み抜いて消えることもあるから本当に注意が必要。


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今日は超ゆっくりと人並みの中間ペースで歩いてみた。つまりゆっくり。

生命力に満ち溢れる森をじっくりと。スカッと抜けて気持ち良い尾根もじっくりと。いろんなことを考えながら、たっぷり深く考えながら歩く。ひたすら足を運んでハアハアするだけのこの単純極まりない運動、山歩きってやつは無心にもなれるし考えをまとめる時間にもなる。おいしい空気と大量の発汗でもって精神は基本ポジティブだから思考も健全。

考えてるうちにもう頂上。


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今日の標高はいつもより5m低い。

今日の足の臭いはいつもより淡い。


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久しぶりに上で昼休み。大将気分で下界を見下ろしながらカップラーメンすする。ちと侘しい。ゆうべ買ったほろ苦エスプレッソ&ラテがめちゃくちゃうんまい。


上々気分でずばーっと滑る。んもう絶好調。
山歩きは良いトレーニングになっている。

登り返しの尾根でしばし立ち話。
もう何十年と通っているとのこと。この山はベテランさんばかりで、聞くことすべて勉強になる。一カ所、気になっていたルートについての疑問解消。ありがたや。
情報交換といっても私は教えてもらうばかりでなにもお返しできないので、お礼に大声で一曲歌ってウィンクして去る。


期待したほどの晴天にはならなかったものの、風も緩くて良質ザラメで楽しい一日。心地よい疲労感。


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