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クルマ買ったら最初にやる事

2006年01月25日 00:42

まずは持ち上げて車体裏側をこれでもかってくらい視姦。
陰部、恥部、秘部。全部。

これで大概のクルマは降参する。

なんとなく、作り手の考えや意志というものが見えてくる。彼らの姿勢というものも、あるいは都合や言い訳なんかも。

こんなことショールームじゃ出来ない。飾ってあるクルマの下覗くなんてマネ、私には恥ずかしくて出来ない。そのかわり、自分のものになったら、これはもう拝まずにはおれない。

言うたら、納車の儀。


この儀式は、心を開きお互いを受け入れて本音で付き合っていこう、妙な隠し事などしないようにと誓い合う大切な最初のまぐわいである。









車体の裏側なんて見てなにがわかるというのだ?一体なにがしたいのだ?


だっていろんなことがわかるんだもの。
ガッカリすることも多いけど、ニンマリ嬉しくなることもある。感心することもあるし腹立つこともある。表じゃピッカピカに磨かれて澄ました顔しといて、なんだい裏じゃそれかよってこともあるし、逆もある。いや、逆というか、見た目通りにしっかりしていてもっと惚れるっていうべきか。
とにかく、裏側ってのはそのクルマの本性が見事に表れるもんなのだ。


私にとって基準となるクルマはBMW。運動性能、品質その他もろもろの面で。
BMWつったって大衆クラスの3シリーズ2台の経験でしかないんだけど、それでもいろいろと勉強になった。なるほど”スタンダード”っていわれるだけのことある。ってそんな偉そうな物言い出来る私じゃないけど、世界標準ってこういうことかって学んだのがここんちのクルマ。


具体的にどういうところがってのはまた別の機会に譲るとして、過去何台何十台と裏側を観察していじくった目で、BMWを基準とした目でアルファ・ロメオを見てみるとどう映るか。

一言で現すならば、

「テキトー(笑)」


もう、これは苦笑するしかないのである。

なんでまたこうしましたん?ここ、もうちっとやりようあるやろ?
こ、これで大丈夫なん??



とかくイタリア人ってのはルーズだデタラメだというのが定番。それは憎しみや軽蔑ではなく大いなる親しみを込めつつ笑いのタネになり、でもって「ラテンだからしょーがないよね」と。
私自身もこれには納得できる体験がある。ま、それもまた別の機会に譲るが、実際のところ多くのイタリア人って言われてるイメージほどテキトーでもルーズでもなく、むしろ几帳面に思えたりする。

んだけど、アルファ・ロメオの裏側を見るに限ってはやはり笑わざるをえない。ましてやこの147は「プレミアム・コンパクト」と自ら謳った、ソレ系のハシリである。小さな高級車といことになっているのである。


なのにね。

どうしたものか・・・。




佇まいとしては、さすがに軽四とまでは言わないまでもモロに安っぽさ全開。設計、部品、心配り、言い換えればコストのかけ方はまんま大衆車のそれである。いや、大衆車代表、お隣ドイツのVWやフランス・プジョーと比べてもたっぷり一段劣る。日本車中級クラスとは部品で劣り心配りでどっこいどっこいといったところ。(つまり日本車、中級クラスでさえこんなもんですよ・・・)



それで結果、走って見事上質なんだから不思議というか痛快というべきか。あんなにボロなのに走ってちっともイヤにならない。どころか共感するところ満載。ラテン車ってそんなところが魅力だったりするんだけど、アルファ・ロメオなんてその極み。全体ボロなのにやるべきこと、きっちり金かけるところはかけてあってチューニングの肝はしっかり押さえてあるのね。



  *  *  *  *  *



クルマがなんであれ、買ったら最初にやらないことには気持ち悪くって乗っていられないこと。それはブレーキの分解清掃お手入れとハブの錆取り。

これはメーカーがどこだろうとお値段いくらだろうと関係無い。どこのディーラーもこんなことして納めちゃくれない。頼んだっておそらくクッサイ顔するだけ。今すぐ機能に深刻な影響がないことに構っちゃおれないのがクルマ屋っちゅう商売。そういう手間暇ってのはオーナーが負うべきものざんす。


ブレーキバラして各部グリス塗り。ピストンにモリブデン、ブーツにラバーグリス。これやっとくだけで絶対に違う。それこそ無駄なナラシする手間暇のエネルギーはこういうところに割くべし。

それからハブとホイール接面のこの忌々しい錆。
今回のアルファは側面が塗ってあるからまだいい。丸ごとサビサビなんちゅうのも300万400万円クラスでも平気であるもん。

まずはワイヤーブラシで錆落として紙ヤスリでピカピカにする。金属が輝くってのはホント気持ち良い。以前はそれから耐熱塗料塗ってたんだけど今はグリス塗ったくって終了。それで充分。肝心なのはホイール留めるボルトね、ネジ山んとこにグリスひと差し。これ重要。欧州車の多くはスタッドボルト突き刺す方式だからこそ必須、熱持つハブ側にネジそのまんまなんて怖くて怖くて。


こういうちょっとのこと、ホントは必要だとわかっていてもクルマ屋さんはやらない。
でも自分のクルマにはやってる(笑


こういう軽整備くらいは自分でやるとクルマにもっと愛着湧くってもんですよ。


コメント

  1. コロンビー | URL | -

    お久しぶりです。今年もよろしくお願いします。

    アルファ147かっこいいですね。今や数少ない色気のあるクルマだと思います。

  2. みわ | URL | -

    コロンビーさん♪

    カングーのつもりがこんなことになりました。申し訳ございません。


    今日書いた欲しいクルマ達+カングー、この組み合わせが最強だと思うんですよ。

    今は2台持ちやめちゃって、それで落としどころがアルファの実用車(苦笑

    むせ返るような色気ってのは無いんですけどジワジワと匂ってくるものがあります。
    やっぱりラテン車は面白いっす!

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