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Alfa159 The Italian Alternative

2006年02月05日 03:26

正式デビューフェアは来週とのこと。
その前に、商談中及び既納客向けにコッソリ試乗会するから来いやっちゅうことで、水道凍って3日目級寒波の中いそいそと出向いてきた。


うむむ、新潟市はやはり春。


ってか、アルファ屋さんが混んでるよ!(笑

いろんなアルファが見られて嬉しい。






 → Alfa159 official site



写真で見た印象は例によって「ぁ・・・・。」っていうやつだった。
アルファ・ロメオの意志なりは充分理解できるもののすんなり入ってはこないんだな、どうしても。


そして、実車を見て「お・・・? おお。ふむふむ」ってなる。

やっぱり、だ。

147ん時もそう。オリジナルの繊細さを台無しにしやがってバカもん!とさえ感じてた後期型も、実車をじ~っくり見てるとじわじわ染みてきたんだ。んで、染みたら最後、洗っても落ちねえどころか少しずつ内部に浸食していくからたち悪い。




IMG_0352.jpg





いわゆるブレラ顔である。
私の147もこの一派であるわけで、まらばなんらかの免疫が出来ているはずなのに「これからアルファ・ロメオの顔はこうなります」言われてもどうにもピンとこない。

カッコイイと思う。
間違いなく、どこからどう見てもアルファ・ロメオだと思う。

ただ、自分の中のアルファ象となかなかうまく結びつかないだけ。

後期型147に乗ってる奴に言われたかないだろうが(笑




IMG_0354.jpg




まず、面と線の使い方が素晴らしい。パァーンと張ってスパッと切ってる。
この対比がとても印象的。特に顔とほっぺの明快な切り替えが。

そのほっぺた的フェンダーは前端からいきなりブリスター状に膨らみ、サイドを貫く峰が緊張感を持たせつつ一転、後はオーバーフェンダーときたもんだ。
この特徴的な前後フェンダーの間、つまりボディサイドはむやみにいじることなく極めてシンプルにヌメ~っとした面で繋いでる。んん~、キレイじゃないかい。


運転中、サイドミラーにはふくよかなショルダーラインが主張してくる。艶やかな丸みとドアハンドルに沿ったピークから切れ落ちる変化。ここは連綿と続くアルファ・ロメオに共通の文字通りハイライトといえようぞ。オーナーがひとりニンマリするポイントである。



IMG_0355.jpg





これまたいつも通りのアルファ流インテリア。
丸の反復で各種メーターと空調吹き出し口が並ぶ。

インパネ表皮をはじめ質感は高い。レザーシートにもってきて黒Xベージュという華やかな印象が効いてるとしてもかなり上等。147も驚くほど上質だけどさすがは上級にして最新版、156とは比べものにならぬ。
そうそう、156登場当時「いよいよBMWと同列に~」などと誰かに言われてたのか自分達で言ってたのか、とにかく156の特にインテリアの質感をもってBMWと客を奪い合える、と。

BMW派であった私に言わせれば「ご冗談を(苦笑)」と答えざるをえないものだったのを覚えてる。造形、スポーツセダンとしての方法論はそれぞれが個性あって良い、しかし質感のどこらへんをもってして「対等に勝負できる」のかと。それこそレゴとダイヤブロックの差以上のものがあったわけだが、今回の159は現行BMW3シリーズとなんら掛け値なく同クラスである。いやはや、いつの間にかイタ車もこういうレベルにまで来ているのだね。



っていうのは贔屓目での話(笑

アルファすごーく頑張ってる、頑張ってるけどやっとゴルフとどっこいってところかな。
まず、オーディオと空調のこの唐突かつ居心地の悪そうな佇まいはどうしたもんだろうか。ベースのメタル調パネルも、数多ある同類の安ラジカセ調とまではいかないにしても400万円からのクルマとしちゃ悲しい。


照明も全面的真っ赤っかじゃなくなった。インフォメーションディスプレイは赤のままメーターは銀X白ですっきり。物足りないとは思ったもののなかなか良い雰囲気で、さりげなく高級感もあったからこれはこれでOK。イグニッション・オンでディスプレイにはドットで描かれたエンブレムが登場。いいな、これ。147じゃやってくれないんだよな。

ボディサイズがひとまわり以上大きくなったわりに広々感はない。それでも156や147の穴蔵から覗き込む視界的タイトフィットでもない。ごくごく普通に運転しやすかった。ミラーも大きくなってたし。(ラテン車って小さいミラーが雰囲気なんだけどもね)




IMG_0353.jpg





肝心の運動性能は。
スタッドレスタイヤのうえにチョイ乗りなのでわかりません。

ただ、とにかくガッチリ感は凄かった。まったくドイツ車だった。
ボディの硬さなのかサスペンションなのか、はたまたパンッと張ったレザーシートの印象なのか、とにかく剛性感は「これホントにイタ車?」ってくらい驚く。それでいてハンドリングはやっぱりクイックで、なんとなく落ち着きないところに逆にホッとしたぐらいにして。

シフトのフィールもかなり変わってた。ストローク短くコクコクッとスナップで変速出来る。速く走るにこういうのが良いのは承知、しかししかし、だ。私は昔のクルマを思わせるネットリした感触と長いストロークでもってリズムが生まれる147の、それがアルファ・ロメオの特徴と大いに共感したんだけどな。
ちなみに、操作感は軽くスコスコと動くのだがゲートの収まりが悪くガタも出てる。あんまり気持ち良くなかったよ。。要改良じゃないでしょか。



最大の問題はエンジンだと思う。
156にも途中から積まれていたという直噴JTS、その2200cc版。

これって”味”の点でどうなんだろ。
少なくとも、初めてツイン・スパークに乗った時の快感、感動というものが無いのが寂しい。トルクも下から充分に出てるし環境性能も良いのはわかるがこれが「 エンジン買ったらクルマが付いてきた 」式アルファ・ロメオの、快楽を具現化するものとは思えないのだ。アイドリング時の振動もなんだかディーゼルっぽいし、やけに聞こえてくる吸気音も吹雪の夜のすきま風みたいに「ひゅぅ~」って感じで心地良い種類の音じゃあない。なにより鼓動感が無くって食い足りない。
正直、かなりショック。。もしや、距離進むと感じ出てくるのかな。。




当面は左ハンドル・マニュアルのみ。セレ・スピードは秋に導入予定とのこと。

まずは好き者相手、数売るのはそれ以降っちゅうことですか。なるほどアルファ・ロメオらしい戦略というべきか。いやいやなんのことない、ヨーロッパじゃセレの需要なんて無いから生産後回しってのが実情?(笑



なんだかネガティブなものの書き方になってしまった。だけど、けっしてそんなことないのだ。とっても良いクルマだと思うし、スタイリングは存在感あってやっぱりかっこいいアルファ・ロメオだと再認識しちょる。都会的洗練イメージでならすアウディよりずっとスマートでクールにも思う。さらに言えば、現行3シリーズよりも159が好きだ。

従来的イタ車の程良いユルさに魅力を感じてるのはこっちの勝手なところ、クルマはどこの国製であろうと進化しなくてはならないわけで。安全に快適に、こうして正しく進化していく事実を受け止めるべきと思う。


30年モノのエンジンをパリパリいわせながらの帰路、そんなことを考えてた。

アルフィスタって人種は、新しいのが出る度にこうして毎度苦悩(?)してきたのだろう。

まさか147のような現代<フィアット>アルファに乗ってこんなこと感じるなんて思ってもいなかったなあ。



イメージカラーはシルバーのようだ。

私は、この造形にはワインレッドが似合うと思う。


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