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神は細部に宿る? ~室内灯~

2006年03月03日 01:29

人間が生活する上で照明はとても大切だ。
夜、暗いから明るくするという単純な必要性にとどまらず、空間の雰囲気を作り上げるのも造形を浮かび上がらせるのにも照明は重要な役割を帯びている。同じ部屋で同じ食事をするにでも、煌々と隅まで明るい蛍光灯の安っぽい光と白熱灯の柔らかい明かりとではその味も変わろうってもの。

照明ってのは明るければいいってものじゃない。こと室内に関しては、寝室は言うまでもないが居間であれ玄関であれ風呂、便所、すべて必要最小限かそれ以下にすべきなのである。夜は暗いものなのだから暗いままにしておくことこそ身体と神経が快適に感じて穏やかに一日を終えられるのだ。そういえば何かの番組で、就寝前の数時間を蛍光灯と白熱灯の部屋とでグループ別々に過ごして寝付きの違いを比べる実験があった。もう、その差は歴然。照明は健康にも影響を及ぼすっちゅうね。



IMG_0327.jpg



いたって普通の室内灯である。昼間撮った写真ではなおのこと、なんの情緒も感じさせないこの照明、実は夜になると俄然効いてくる。ちょっと暗いんじゃないかと思えるそれは、実はそれが狙いなのか、絶妙な柔らかさでもって彫りの深いアルファ・ロメオの室内を淫靡に浮かび上がらせる。豊かな心持ちのうちにイグニッション・キーを差すと、そこはアルファ・フレグランスの香りに包まれていて。。瞬間、特別な空間に身を置いたと実感させるこの演出。端的に言って、根っからのスケベなのだ。




乗り込んでドアを閉めてもしばし残るほのかな明かり。ぼわぁ~っと徐々に消えゆき、替わって浮かび上がるパネルの赤いイルミネーション。

なんのことない、今や日本の大衆車でも採用している残照式室内灯なのだが、その明るさ(いや、暗さと言った方がしっくりくる)がこの上なく心地良い。色も、まるで上等なホテルの間接照明のように暖かみを感じさせるもので、知らず知らずのうちに穏やかな気持ちになる。光の拡散をほどよく抑えたレンズカットと、陰影をもたらす絶妙な灯りは私の横顔をいつもより数倍彫りを深くしてくれているだろうし、その柔らかさは女性の肌を最も艶めかしく映し出す。

暗さを活かした照明。ふむふむ、これこそ大人の照明術と言えまいか。



   *  *  *  *  *  *



シーソーボタンが二つ見える。
驚くなかれ、パワーウィンドウのスイッチである。
使いにくいったらありゃしない。


笑)

でも、もうタバコは吸わないしETCも付けたので窓を開けることはないからいいのだ。そもそも欧州車の電動窓なんて私はいっこも信用していない。壊れる為だけに存在する忌まわしきもの、メーカー問わず、である。


ルームミラーの付け根、天井側に黒い物体が引っ付いている。これがETCの受信部で、そこからの配線は天井内張からAピラー、そしてダッシュボード裏に入りグローブボックス内のユニットへと、1mmとてコードが露出することなくキレイに隠されている。制振処理もバッチリ。アルファ屋さん、見事な仕事である。

ついでに。助手席側バイザーにエアバッグの警告シールが付いてるが、当然こういう余計なものは剥ぐ。車庫証明シールなんてもっての外。以前はフロントウィンドウに付く車検や点検のシールも貼っていなかったのだが、これは許そう。



さて。写真は無いが荷室にも照明がある。
こちらは室内灯のようなエロスは感じさせない、ただの照明なのでご安心いただきたい。ハッチを開けると点いて、閉めれば消える。

ということになっているらしいが、やはり過去、消えるはずが点きっぱなしでバッテリーをあげてしまった苦々しい経験があるのでこれも信用していない。防衛手段としてスイッチをオフにしている。過去とはルノーだ。

アルファ・ロメオも実はその辺怪しいと承知しているのか、はたまたユーザーを信用していないのか、ハッチを開けて点灯しても一定時間で自動消灯する機能を備えている。んが、これを便利で親切と真に受けるには私は少々スレてしまっている。自動とはつまり電気的な制御をしているわけで、そういう所こそつまらん故障をする元凶なのだから。
つまり、なにかとトラウマなの(苦笑



室内照明。ホントに大切。
今の住まいに越してきたときも、真っ先にやったのがリビングルームの蛍光灯駆除だった。あんな安っぽい光を浴びて生活なんてできない。


  アルファで聴く -5-

 → Each and Everyone / Malene Mortensen



コメント

  1. コロンビー | URL | Ytk3Wfxk

    「オテロ」というオペラを簡単なセットの舞台で照明を駆使して演出したオペラを見たことがあります。絢爛豪華なセットを組む劇場が多い中で、発想の転換を見せられたようでビックリしたことがあります。

    室内灯一つでも車種で色々違いますね。面白いです。ただ、パワーウインドーのボタンがなぜそんなところにあるのだろうか?

  2. みわ | URL | -

    天井にスイッチ付けるのは欧州車、特にラテン車では昔からよくありますね。トランクの開閉ボタンなどもそうですし、窓のスイッチなんてドアよりもインパネやコンソールの方が多いような。さらに、ホーンボタンがウィンカーレバーの先っちょとかワイパーはメーターの横にボタン式なんてのも彼らは平気な顔してやりますね。

    面白いところでは私も乗っていたルノー4です。今でこそミニバン系で普通になりましたが、シフトレバーがインパネから突き出してるのです。手元でL字になってるただの棒がエンジンルームから真っ直ぐ貫通。もちろんマニュアルでストロークも長いもんだから、シフト操作はまるで右手だけのシャドーボクシング(笑


    以前取り上げたシトロエンのCスポーツラウンジはエンジンのスタートボタンが天井です。ドライバーだけじゃなく乗員全員が始動の儀を共有するという演出だそうですよ。

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