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Peugeot 207

2006年03月16日 01:48






フランス製 鉄の子猫。
新型プジョー207、いよいよ登場。

大ヒットの205、206に続くことができるか。



できません!(笑




うーん。。

初期型206に乗っていた者として言わせてもらえば、これはちょっと残念。206の持っていた小粋さやかわいさ、さりげない気品、それでいて道具に徹する下駄っぽさが薄れたというか失せちゃったというか。


407、307と同様のテーマでもって、つまり、どんだけ開けんねんっちゅう大きなグリルに極端な吊り目。これまたデーンと大きくライオン・エンブレム。アイデンティティの強調は世界の自動車スタイリングの流行で、それは主張できる伝統や拠り所があるからこそなのだからそれはそれで結構なことと思う。しかししかし現行プジョーのそれはちょっとやり過ぎていてどうにも共感しづらい。ここまでリキまれると下品の一歩手前を少しはみ出しちゃってるように感じるのだ。しれっとした佇まいと押しつけがましくないスポーティさこそがプジョーのプジョーたる得難い存在感だったのにな。




207b.jpg





パッと見てもよーく見ても、これはもう紛れもないプジョーである。

登場から8年、日本市場におけるプジョー大躍進の立役者206。これだけ街にあふれて見慣れながらも埋没せずしっかり存在感を示す素晴らしいスタイリングだったと思う。新型207はその206をまんまなぞったわけで、興味のない向きにはひょっとしたら同じクルマに見えるかも。印象的な吊り目具合も程度の差と言われればそうともいえるし、ウィンドウグラフィックにしてもその角度にしても、全体のシルエットさえ意図的にほとんど同じにしたように思えてくる。オーナーや元オーナーであれば細かいディテールに206との連続性をも見出せようニンマリ・ポイントだって満載なのだ。つまり、あまりの大ヒット作であるばかりに変わりようもなければ変える必要もなかったわけである。



んじゃあなぜ、ほとんど変わってないようにみえてその印象はこうも違和感を抱いてしまうのか。
私思うに、フェンダーラインのせいじゃないかと。特にホイールアーチの唐突に切り落としたような、あるいは横から平板押し付けたようなこの処理。本来ならもっと伸びやかに躍動感をもって広がっていきたい(ようにみえる)面の張りをこうも突然にぶった切ってしまった意図はなんであったのだろう。切り替えによる緊張感というのが狙いであるとするにはどうにも大雑把で未消化に思える。特にリアセクションのチグハグさは悲しいものがあると思うがいかがであろうか。ボテッとしたバンパーと相まって、206の美点であった小股の切れ上がった小娘的軽快感がないのが残念。これこそ、ちょっとの違いが大きく印象を左右する典型といえよう。難しいもんですな。



というわけで、私の第一印象はあまりよろしくない。よろしくないからよろしくないことを書きながらじっくり写真見てたらよくなってきた(笑)
現車を見たらもっとよくなる気もする。
思い入れが強いばっかりに変化を受け入れにくいのかもしれないし、それは老化現象なのかもしれない。まあ、それだけ206が気に入っていたんだわね。3年経って売ってしまったけど飽きるどころか日ごと染み入ってきたし。正直、クルマとしての出来は褒められたもんじゃないけど全てが心地良くって、我が家にはピッタリの一台だったなと思ひ出しんみり。



207c.jpg





つっても、心弾む類のインテリアじゃないわな、これ。
チト陰気臭くないかい?

206のデタラメな安っぽさと陽気な造形が好きだったのでここも受け入れにくい(苦笑



もうここまでくると年寄りの僻みっていうか。
それはそれで甘んじて受け入れよう。

ああ、そうともさ。
206は良いクルマだった。



207がんばれ(なんやねん)




  206で聴いた

 → Two Months Off / Underworld


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