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ツールが終わり、私はレースモードへ

2006年07月24日 23:15

長かったようであっという間のツール・ド・フランスも終わった。3週間3,600kmもの長きに渡ってのフランス一周の旅。7年間王者であり続けたランス・アームストロングが引退し、さあ次のチャンピオンは誰だ、ランスが後継者と名指しした今年のジロ覇者バッソか、永遠のライバル、ドイツのおでぶちゃんか。移籍して、さらに母国からスポンサーまで連れてきて今ツールに賭けるヴィノクロフ、あるいは新星バルベルデか。

しかし、開幕前夜の大スキャンダルに名だたるエース達がスタートすることなくフランスを去り、ヴィノに至ってはチームごと葬り去られてしまった。こうなったら彼しかいないだろうと思われたバルベルデも、なんとわずか3日目にして落車骨折でリタイヤ。おいおい嘘だろう?いったい今年のツールはどうなってしまうのだ?何を楽しみにしたらいいのかと愕然としたものだ。しかししかし、やはり世界最高峰のスポーツ、ツールはやはりツールだった。サイクルロードレースの魅力そのものを曇らすことなく、戦国時代幕開けを告げる実にエキサイティングな毎日だったのだ。そう、新たな扉は開けられたのだ。

と、栗村さんが言ってた(笑










栄光のシャンゼリゼ。

プロ選手になること、ツールに出場出来るチームに所属し、9名に選ばれること。毎日の激しい戦いを経てここへ辿り着くこと。それはサイクリストとして最高の栄誉。

そんな晴れの舞台、世界一美しい通りといわれるシャンゼリゼを、世界一美しいスポーツといわれるサイクルロードレースが駆け抜ける。この大通りを全面通行止めに出来るのはフランス革命記念日のパレードとツールの最終日だけ。さらに、凱旋門をバックに表彰台でキャメラに収まれるのはこのツール勝者だけ。


問題は、このフランスが誇る超特大イベントにして自転車を国技とするこの国の最高舞台のど真ん中に、かれこれ20年以上も自国の選手が立っていないこと。これは日本でいう大相撲の番付が外国人で占められる以上の憂うべき状況。うむむ、合掌。







tour28.jpg





よりによって、と言えば失礼かもしれないが、今年の総合優勝はまたもアメリカ人。7年間煮え湯を飲まされ続けた挙げ句に新時代の始まりもアメリカ人。こ、これはフランス人としちゃ我慢ならんことでしょうなァ(苦笑



さて、その勝者フロイド・ランディス。
派手な自作自演(笑)でもって見事にマイヨ・ジョーヌ獲得。16ステージでの大ブレーキに誰もが、おそらく本人でさえもう終わったと思ったであろう地獄のアルプス。しかし、なんと死んだ翌日にあの驚異的というか奇跡的な、あるいは無謀ともいえるとんでもないアタックを仕掛けて再浮上。他の候補者が、自身あるいはチームとして勝負に徹しきれなかった幸運もあったとはいえ、自力で地獄の底から這い上がってきた勝利への執念、勇気。まさにその点において今年のツール王者に最も相応しい男は、確かにこの人ランディスしかいないだろうね。



彼はこのツール後に人工股関節を入れる手術をするという。もしかしたら選手生命をも絶たれてしまうかもしれないという状況にあってこのツールに挑んだその精神力には心から敬意を表したい。ガンを克服し王者に君臨し続けたランスにせよ、このランディスにせよ、そういう生命に関わる極限状態に臨すると人間というものはこうもとてつもない力を発揮できるものなのか。それとも、それが出来るのはやはり限られた人間であるのか。

17ステージでの彼の超激走に観ているこちらは思わず感涙だったが、後日この話を聞いたらまた泣けてきた。「死にもの狂いで頑張る」って人はよく口にするけど本当の死にもの狂いってそう安いもんじゃあないよな。
自転車っていろんなことを教えてくれる。本当に。


サイクルロードレースってなんて素晴らしいんだろ。

ほら、シャンゼリゼ周回に入ってきたぞ。


大ベテラン・エキモフ(40歳!)のパレード・ラン。
先頭に送り出しみんなで讃えるシーンにまたもジーン。。


美しいなぁ。。。

素敵な競技だよなぁ。




     ☆  ☆  ☆  ☆  ☆




と、なんだかんだ楽しみまくったツール。この繁忙期にあって連日半端でない寝不足と戦いながら遅れることなく見届けた自分も褒めてやりたい(苦笑
さて、今度は私の出番だ。シーズンも後半突入、仕事ばっかりしてないで自分自身の自転車生活を楽しまなくちゃ。2週間後には地元でヒルクライムレースがある。その後に岩手、長野、糸魚川、沖縄とある。一度出てみたいホノルルはスケジュール的に厳しそうかなぁ。。


そんな仕切り直しの気分で晴れの貴重な休日を走ってきた。
タイヤ新調、ジャージも新調、るるるのる~

晴れたの何十日ぶり?ってんで、海岸道路は海水浴客で賑わっていたねぇ。交通量も駐車車両も増えて走り難いな。って、こんなの湘南あたりの10分の1以下なんだけどもね。
せっかくなんで水着姿の女性を眺めながら走るわけですが、なんでしょうかねぇ、日本人にはデブがガリしかいないんでしょうか(笑



西の追い風に調子こいてランディスの気になって快走。さすがに自転車乗りも多く、前方に見つけてはダーッと追い越し、追い付かれたくないもんだからさらにダーッ、見えなくなるまでダーッ。またターゲット見つけてダーッ、追い越してダーッ。自身区間最高記録更新。そして完璧にバテる。なんてサイテーな走り方(苦笑

もちろん都度声かけてるとはいえね、追い越すも越されるもあんまり気分良いもんじゃないかも。なんか世知辛いヨ。


そうこうして弥彦山。

もう脚終わってるうえに多分脱水症状なのかな、さっぱりチカラ入らない。腹も減ってる。
どうしようっかなぁ、引き返そうかなぁと情けない心構えで上りだした。こんなコンディションにこんな心でまともに走れるほどヒルクライムっちゅうのは甘くない。脚は付きたくない、さりとて引き返すも腹立たしいと、ただただ義務感のみで移動。ホント移動してるだけ。脚なんかさっぱり回らず、練習もなにもあったもんじゃあない。


と、よりによって過去に無いヘタレぶりのところを某山岳スペシャリスト様に見付かってしまった。泣きて~(汁


山頂レストでハッパをかけられる。

「とにかくギア小さくしなきゃ。回せないことには始まらないから」
「90回転キープ。それが出来るギア付けよ」
「そうやってトルクでえんやこら上ってても強くなれない。実力の貯金が出来ないぞ」
「とにかく回転数なんや!」



エリートライダーにそう言われ、実際にそういう回転数で飛ぶように駆け上がる走りを見せつけられると、これはもう頷くしかない。


率直に申し上げて、小さいチェーンリングも大きいスプロケットもかっこ悪い。こればっかりは自転車の様式美としてそういう刷り込みがある。しかし、プロ同様のギア比で素人がどうこう出来るもんじゃないことも乗れば乗るほど実感しているところ。平坦はさておき上りに入った途端にヘロヘロしてたんじゃ勝負もへったくれもない。私自身、これじゃダメだと思い始めていた矢先にエリートクラスの方が「かっこ悪い」と思っていたギア比でヒュンヒュンと走っている。とんでもない速度で。


ショック。情けなさと悔しさとコンチクショー。



軽いギア、高回転。


一見楽に見えそうで実は、高回転キープはより高い心肺機能を必要とするわけだ。私は今まで70回転さえ怪しかった、なのにさらに20回転も上乗せせよ、と。平坦じゃないで?そりゃ平坦なら130でも150でもやっちゃる。事は上り、脚の休ませられない上りの話なのだ。


よーし。

心入れ替えて、やり直しである。



今日さっそくオーダーしてきた。
換えたばっかりだしお金も無いからフロントは勘弁してもらって(←心入れ替わってねえよ)リアは12-27。27だぞ、27。これでダメならMTBのしかない。

もう、見た目どうこうじゃない。速いモン勝ちだ。


死なない程度に頑張ります(笑


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