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妻有アートトリエンナーレへ行く その6

2006年09月11日 21:30

芸術祭?イベント?展覧会?

なんだろ、今、私が体験しているこの時間、この感触ってのは。
まるで旅をしているかのようであり夢でもみてるようにも思える。なにかとてつもなく大きなエネルギーを感じつつも、それは押し寄せてくるものではなく圧してくる種類のものでもない。ただ、どこかへ導かれているような気もするし、一方では、まるで宝探しのようにワクワクしながら自分で探しだそうという発熱感もある。



とにかく楽しくて、楽しくてしかたない。
同時に、なんで明日々々には終わろうってこの今になってようやく見に来てしまったのかという悔しさ情けなさ。
全部見るんだという収集的欲求ではない。もっと、もっとこの時間と空間に漂っていたい。大汗かいて這いずり回りたい。会期の最初、夏の始まりから訪ね回っていたかったな。夏を、里山の夏を丸ごとダイナミックに味わっておくべきだった。ちくしょう。。





matsudai.jpg





それなりに強い陽射しもどことなく和らいで、優しく、さびしい。
鮮やかな原色の大地にほんのり枯れ色。

終わっちゃうんだ。。待ってくれよ。なあ、おい。


去りゆく夏を追いかけるかのように、やり残した宿題に慌てる31日のように私の心は乱れバタつく。往生際の悪いことこの上ない。

ダメだ、また来る。
もっと見たいもん。もっと歩き回りたいもん。




夕暮れの松代。農舞台。


IMG_0628.jpg












 → まつだい雪国農耕文化村センター[農舞台]



ほくほく線まつだい駅に隣接する中核施設。前回2003年に出来たんじゃなかったっけか。

ここのカフェ、通称まつだい食堂のごはんが美味しいと評判ですな。十日町の知人は「あんげん、ただの母ちゃんまんまだがね。普通の朝飯らろ。なんも高けえゼン出して食わんでものう」と笑うが、やはり都会の方にとってはありがたげ。私は今回も食べそびれちゃった。






nobutai2.jpg





能。能舞台。

農。農舞台。

のうぶたい。


迫り出した舞台。壁は無く、背景ぐるり棚田。






IMG_0627.jpg






IMG_0625.jpg







IMG_0626.jpg










棚田ってのは平らな土地の普通の田んぼより何倍も手がかかるんだよな。いや、私はそのどちらでも働いたことないけどさ、子供ん時そんな事を習った記憶がある。そんなんで私の中では、見慣れた田んぼも平野のより棚田が上級(?)という意識がある。山の田んぼの方が偉いんだっていうか。


棚田といえば東南アジアの島々。随分と前のこと、初めてバリに行ったときに見た棚田(ライステラスと表記されることが多い)の印象が忘れられない。
馴染みのある棚田のはずが、なんだろ、色や形と周囲の雰囲気の違いでこうも違って見えるものかとビックリしたものだ。いつもの山の木のかわりにヤシっていうのも新鮮だったし牛が働いてるのにもドキッとした。そして、とにかく濃い。緑色が濃い。



今回、改めて棚田を歩いてみて、にわかに「神の存在」というものを強烈に意識した。それがどうして、なにが私にどう作用したのかはわからない。ただ単に「神棚」の棚という言葉から結びついただけなのかもしれないし、さっき見た複雑に編み込まれた木のオブジェからきたのかもしれない。

なんだろ、なんなのかな。

神様だの仏様だのご先祖様だのってのは普段も特別の日にもまったく意識にない。そんなん知ったこっちゃねえよ俺ぐらいに思ってるガサツな男である。


思わず地面に触れたくなったね。
手のひらを当ててみて、そしたらなんとなく自然と片膝をついてたね。
拝む言葉も知らんし何を頼むでもないから、つい「ごちそうさまでした」って(笑


育ち悪いよなァ。。








nobutai.jpg






駐車場から続く雁木っぽい通路。エントランスまで延々と彩り。

よく見ると小さくなにか書いてある。ひとつひとつ違うので何か意味があるんだろう。わからないので訊いてみたらここ松代の全世帯の屋号だとのこと。なるほど!
んで色は、それぞれの家長が選んだ「冬の色」(だったかな?)と。



私はこのなんでもないような作品(失礼!・笑)が大好きだ。

ここ歩いてると気持ちいい。




地図番号によるとアーティストはスペイン人だ。



まつだい住民博物館 Josep Maria Martinさん作



ジョセップ・マリア・マルティン

じょせっぷ・まりあ・まるてぃん


覚えておこう。






 つづく







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