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妻有アートトリエンナーレへ行く その7

2006年09月12日 13:04

終わらせないぞ。終わるな、このやろう。


どうしても9月10日で終了というのなら、ようし、しがみついてでもチカラずくでも。

とはいっても大地の掟にはかなわない。私が私の時間をなんとかするしかない。残すはあと1週間、なにがあろうと休みを取る。2日間。いや、せめて1日、丸ごと1日。

願わくば、晴れ。それも夏の芸術祭らしく暑ければ暑いほどうれしい。乗り損ねた夏を取り返したいのだ。
この期に及んでなにを贅沢なことをぬかすかって感じだが、果たして最終日9月10日・日曜日は朝から派手な猛暑。予想最高気温36℃の大フェーン現象!イエ~ス!!\(^o^)/






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第3回を迎えた今回、過疎集落の象徴ともいえる空き家を取り上げたその名もそのまんま「空き家プロジェクト」の存在が非常に大きいといえよう。昨今ブームの古民家でカフェだギャラリーだなんてのとはちょっと、いや、根本的に違う視点というものがそこには確かにある。けして、ただそれっぽいからアートにしちゃえ的即物即興ではないのだ。と、私は実感として言い切る(笑


それはつまり「生き続ける民家」「地域の遺産・財の今後」といった現在進行形的課題、地域のリアルな喪失感・焦燥感といったものを正のチカラへ向けることを大前提に取り組まれているように感じるからなのだ。外部の者だからこそ言えることやれること、その提起。投げかけ。
それは地域住民に対してだけではない。訪れた参観者はもちろん、調べて直して建てた大工さんに建築家、行政。すべての人へ向けての提起であり、すなわち、過去と現状の理解の場である。アーティストはその手法として指南役になる。




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何件も何件もの空き屋さんを見て回った。歩いては見、見ては歩くを経て、さんざん集落を徘徊(笑)していて常に頭から離れなかったこと。


 「雪に埋もれることを前提にした建築」
 「冬に死なずに暮らせる空間」
 「人と家畜。共生」
 「土と木。光と風。火と水」

それらの結果としての建築様式と存在。
いやね、私は建築の云々はなんも知らない。ただ、たまたま雪国育ちで今も毎冬それなりの積雪量にあふあふ暮らしてる者の勘というか感。少なくとも、そういうものが見えてくる。
私にとっての雪は2メートルだがここいらでは4だの5メートルにもなる。それも積雪量として。はね上げて積んだ高さじゃあない。
その高さ、重さ、暗さ。道もなくなり、なんも無くなり、雪だけがある6ヶ月間。昨日今日そういうことに決まったんじゃあない。昔の昔、縄文の太古からここで人が暮らしていて、雪があったわけだ。


突き出た玄関。雁木。高床。
高い天井と天井裏。窓。
部屋が少なく柱が多く。空間として広い。
筋交い。

知恵。


よくわからんけどさ、なんだか家の真ん中に集まりたくなるよね、こういう家って。

屋根裏と2階の間にある隙間みたいな小部屋。ここ、いいね。
窓だか戸だか開け放ってさ、ゴロンと田んぼ見下ろしてさ。落ち着く。


冬はどうしましょ。





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家のこと、建築のなんのかんのって全然知らないんだな。恥ずかし。
今度教えてくださいな。浅妻さん。






うぶすなの家



どなたの作品というより、どなたさんかが設計したこの家に、参加した9名の作家の名が記されてます。

その内のおひとり、福島 光加さんは存じ上げてますよ。草月流の先生だ。なんせ私も草月流だからね。草月はおもしろいっスよ?危険危険。花がたまたま花なだけであって、それによって空間に”気”が生まれたり流れたり、ときに乱れたり(笑




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床の間がこんなことになってます。




  ○  △  □  ○  △  □  ○







ここ、うぶすなの家の1階は茶屋になっていて、間違いなく土地の母ちゃん方が、そらもうきゃんきゃんと働いてた。さすがにメイドさんの格好はしてないけど、普段着兼一張羅的かっぽう着でおらおらと動き回る様は本物の母ちゃんの姿だった。うん。
なんかさ、村じゅう総出で田植えだか稲刈りん時の昼飯賄いって感じ。それもハンパでなく大勢集まった昼飯。母ちゃんテンテコ舞いの図(笑

釜までホース引っ張ってきてさ、豪快に水突っ込んでたな。美味いんだろうなぁ。
このカマドも焼き物ですな。煙突まで焼き物。すごい。すごい。



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その母ちゃん方がいそいそと立ち振る舞う横で、ひっそりと売られていた茶碗や小鉢。あれ1個買っとくべきだったなぁ。。すんごく柔らかい雰囲気したやつでね、なにしろ色がいいんだ。テーブルに置いとくもよし、手のひらに包んで眺めてるだけでもよし。

なんか入れて食えよ(笑






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いやいや、賑やかな空き家さんでした。





 つづく









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