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妻有アートトリエンナーレへ行く その13

2006年09月20日 00:30

次のお目当ての作品は隣りの山だ。んが、隣りたって山伝いには行けないのでいったん平場へ下り筋を変えて、道程約10kmってところか。

これがいい。


” 次の作品へ行こう ”

ひとつの建物ん中に作品並んでるわけじゃないからね、集落単位、あっちこっち。その移動も、歩いていけるならまだいい。隣り、ひと声10kmっしょ?


こうして移動しながら、今見てきた作品、歩いてきた集落の余韻に浸り、整理し、いったんサラになって次の作品に突っ込んでいく。地図みて頭に入れて、あとは黄色い看板頼りにキョロキョロしながら同時に里の景色に包まれゆく。


「ほんとにこの道でいい?すげえ細いっスよ、マジですか」
「あ、間違えたァ~。まだ真っ直ぐだ♪」

「看板出てこないねぇ。。」
「あった!発見しましたァ!」



この感覚はとっても新鮮。すっごく楽しい。
これも大地の芸術祭ならではの美術鑑賞体験。まさにTour de Tsumari。
景色変わって、作品変わって。今日なんて天気も変わった。うーん、ダイナミック。


でもって、目的地への道中にノーマークの作品があったりする。

「ついでに寄ってくか?」


この「ついで」気分がまた良いのだ。
けして、せっかく来たんだからいっぱい見ていくのだ的貧乏くさい感覚じゃあない。

そんな「ついで」んちに印象深い作品があったりするから、これまたたまらん。
ホント面白いねえ、大地の芸術祭。
















ついでついでとばかり言ってはアーティストや住民の方に失礼っちゃ失礼。

でもさ、300から作品あんのよ。散らばるだけ散らばってるのよ。全部網羅しようってんならともかく、限られた日程となればある程度目的絞るのも現実ってもんで。そこはどうかご容赦くださいな。






安堀雄文記念館 木村 吉邦さん作



左折する道を一本間違えたところにあったNo.23~26ゾーン。17号線に程近い住宅地の旧い公民館が舞台。ついでにw寄ってみる。




IMG_0783.jpg







IMG_0780.jpg









これ気に入ったんですよ、私は。

どこか知的でしっとりした情緒、活け花的手法と工作と視線の妙。
繊細でいて力強い。緊張感。

ふぅ~ん。


しばらく様々な角度から眺めてみる。
ところが、そもそもこれはいったいナニがいいたいん?との疑問も湧く。


壁になんか書いてある。
むかしむかーし安堀雄文が旅しながらこの地で発明した計算のなんちゃらかんちゃら・・、

二進法?算具?


おお!ナルホド!

そういうことでしたか!

二進法。んで、コマがひとつ!


いよいよ赤い糸の意味、緊張感が伝わるってもん。

どうりで知的な雰囲気なわけだよ、なんだよ先に言えってんだよな。じっくり見て損したよ、俺は算数も数学も大嫌いだったって知ってんだろー(笑



でもね、なーんかこう、スッと染み入るもんはあったのだね。きっとそれは私がそろばん1級だからなのだ。なのだったらなのだ!



面白いね、芸術って。






IMG_0778.jpg






同じ2階の、この一角。

すーんごく好み。こういうの大好き。






IMG_0782.jpg





算具。そろばん。計算尺。
電算機。機織り。反物。

時代。時間。

ここは十日町。着物のまち。






  □   □   □   □   □








1階へ。





IMG_0784.jpg




帰省計画 李 明維さん作



紺色の布がいい。

白い塗り壁との対比が静かにかっこいい。
器の並べ方がなにやらモノ言いたげ。


写真じゃよくわからないけど、この壁割れ落ちてる。はいはい、地震ですねえ。
んで、そのひび割れに色注してんのね。



ふーん。









ここんちの受付のお父さんがまた面白い方でね。なんも訊いてねえのにコレはなにでアレはなにですって目に付いたもんから順番に教えてくれるんだもの(笑
屈託のない笑顔でさ、楽しそーに語ってくれるの。あの顔みたらね「うるさいよ、ジジイ」なんて言えなくなっちゃうさ。

んで、作品以上に面白いもんだからよーく観察してみると、どうやら女の子優先に案内してる模様。続々と参観者が入ってくる中でしっかり選別してんのね。このエロ爺め!(笑


普通の美術館じゃありえねえっつうの、こんな光景。

だから楽しい。VIVA 妻有!










IMG_0786.jpg






たまんないなァ。

楽しくってしかたないよ。ついでに寄ってこれだもんな。

赤がもう、今の私の気分にぴったり突き刺さるわけですよ。







IMG_0787.jpg






庭木ともつかない、ただ道塞いじゃってるからぶった切ったこんなのさえそれっぽく見えるのだ。


後方に写ってるメガネ女子。この方とここからしばらく一緒になる。

ボロボロの小型車単独行。新潟ナンバー。
ワイヤーで手作りのドリンクホルダーがさりげなく、これがまた実にかっこよい。



こんな感じの女子がやけに多いのは、やはりここが確かに芸術イベントなんだと実感。


みなさんそれぞれに楽しんでらっしゃいます。





IMG_0789.jpg

IMG_0788.jpg






ホント、花あふれる町だよな、十日町ってのは。






 つづく






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