--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

妻有アートトリエンナーレへ行く その18

2006年10月02日 00:00

Image027.jpg






いやしかし死体の写真の死体は見事な死に方だなぁ(ややこしいねん)
ただの悪い寝相じゃああはならんて。

それでは1階の奥へ進んでみよう。
ここ、ここ。楽しみにしていた絵がありますねん。




里山ストアハウス Vivian Reissさん作




フランスの方?いや、絵の明るいタッチからして意外とカナダとか。




Image028.jpg








Image029.jpg






Image030.jpg









ヴィヴィアンさん、ずっとこの集落に住み込んで住民のみなさんと一緒に畑仕事しながら一人ひとり呼びつけて(笑)肖像画を描いたんだって。この絵は新聞とか雑誌によく載っていたからすっかりお馴染み。なんたってこのざっくばらんなタッチが私は大好き。すんごく力強くって伸びのびしてて、太陽のような眩しさと今にも土と野菜のにおいがしてきそうな色遣いがたまらん。


こういう絵って一種のウマ下手というか、誰でもすぐに描けそうで実はもの凄く難しい。マネしてみたところでただの下手なイタズラ書きにしかならないってことに世の中そうなっている。なんかしたら、何も知らない小学生がベタッとこういう感じで描いたりするけど(私がそうだった)物心つくとなかなかこうはいかないものなのだ。


しかもこの展示の仕方が良いよね。明るい教室に布張ったりして実に爽快。絵にピッタリ、空間が朗らか。こりゃもう誰が眺めても気持ち良くなるってもん。
2番目の写真がそのヴィヴィアンさんご本人の自画像なんだって。ああ確かにこういう絵描きそうだわ。


うん、素敵。
なんだかこう、心がすう~っと軽くなる。
さっきこの廃校に来て即座にイヤな感じしてたのが救われた気分。







Image033.jpg






わはは、ここにも。

そんなにしつこく言われるとかえってやりたくなくなるよな、小学生諸君よ。大人も教師ももっと子供のこと信用しろってんだよなぁ、かわいそうに。



ただしこれだけは言っておこう。
やりぬくこと、それは大人の世界では当然の義務だ。わかったか。


(笑







Image034.jpg







Image035.jpg







申し訳ございません。
これはどなたの作品でしたかいね。忘れちゃったい!


ただ棚にグラス並べただけ。

ああ、言い切る。ただ並べただけじゃないか。
なのになんだ、このスッキリ爽やかな雰囲気は。


意外にこういうの好きなんです。







   △   △   △   △   △








Image045.jpg




Image044.jpg









廊下に張ってあるお手紙。
中越地震で被害にあった子供達へ、同じく地震でやられた兵庫の子供達から励ましのメッセージが。

ってことはここ、廃校になったのつい最近ってことですな。



いやしかしもうなんですか、今どきの小学生ってオヤジですか。
なんて立派な気遣い、なんと頼もしい真っ直ぐな視線。
見事過ぎて鬱陶しくなるくらい大したもんじゃないか。


こーれは心に響くね。
ひねった張ったほじくり返しただのしてる大人達の作品が全裸で逃げ出すっての。




地震は
だれが悪いっていうことは
ないから
心の傷も
体の傷も
一日一日の大切な時間で
なおしていってください





そうなんだよね、誰が悪いってこともないの。
地震は誰のせいでもない。

それはわかってるつもりでも、改めて文字にされたこの一言はドスン!ときた。



たちまち涙。あふれてきちゃって、もう。
ハンカチなんか持ってねえんだよ、ばかやろう。


私が確認出来た範囲でも3名、いい大人がこの手紙の前で泣いてたねえ。

きっと中越の方なんだろうな。
身内にご不幸があったか、家倒れたか仕事なくしたか。

うんにゃ、そんなことがなくてもこれは響く。心の奥底まで響きまくる。





背景の絵がまたいいんだよ、なんてかわいいんだよ。

こんなこと言うのもヤボだけどさ、絵的バランスと文字の大きさ。その配置。なによりメッセージ。もうこれ、なにかの作品としても一流。ノーベル平和賞でも足りないくらい。



子供ってスゲーもんだな。
ホントにすごい。


こうありたいもんですね、そこの大人諸君。
と、私。






 つづく







コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://wakarimasen.blog9.fc2.com/tb.php/238-8bfb794f
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。