--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グランフォンド糸魚川 その3

2006年10月12日 00:36

今回、私の目標というか目的のひとつは昨年落車した下り坂を激写すること。そして原因を究明し、大きく残った傷跡さんに安らかに成仏していただくのです(笑

そう、いまだ自分の中で納得しきれていないのだ。なぜあんなに突然、直立状態でありながらフロントがさらわれたのか。場所ははっきり覚えている。その忌まわしき峠はこの先、まずグリーンメッセの小さい峠をやっつけた次にそびえる3つ目の山。前半戦最大の山場にしてコース最高地点「こえど越」の下りだ。


その前にまずはしっかり上ろう。
今年も「あと2キロ~がんばれ~」の手厳しい声援はあるのだろうか。

あるんだろ?(笑





ではどんな所を走ってるのか先に写真をば。


06.10.01i-5.jpg





延々と続く山坂道。このように狭く、ガードレールも何もない谷側はそのまま切れ落ちている。下りコーナーでのオーバーラン、それすなわち即滑落。
こうなるとコケるか落ちるか、どちらがマシかという話。でもガードレールがあったとして、激突して骨折れるくらいならいっそ落ちて運に任せるも一興。場合によっちゃ草場、余裕で無傷もありえる。


面白いね(笑







話を戻そう。1発目の峠山頂にある第1エードステーションを経てこれから本日最初の下りである。次のエイドステーションまではマジ走りをする、つまりこの下りもマジで攻める。コケるとか落ちるとかそういうことは考えない。ガンガンいったる。上りはヘタレちゃったけど下りは目一杯いきまっせ。えへへ楽しみ~♪



おいおい、その余裕と自信はどこからくるというのか。




くるんだもん。どこから来るのか知らんですけどね、下りは好きなの私。大好き。好きこそものの上手なれ。

恐怖?傷跡疼く??

そんなもんないない。とっくにないよ。

スキーでもオートバイでも転んで上手くなるというじゃないか。んで、私はいっぱい転んでうんと上手くなった速くなった(自分で言うなよー)
言い換えれば、転ばなきゃ上手くも速くもなれない。ロードじゃ1回しかコケてない私が言うのもなんですけどね、これはもう絶対。コケた痛みの向こうにはじめて光。心は克服。


私なりに掴んだ下りの極意。うんとシンプルにいえば「下ハン持ってダーッ!といく」


あとはまあ、、、センスだ(笑





さあ下ろう。

踏む。踏む。ダーッのダーッだ。リズムばっちり、快感に感激。ほらイケイケのノリノリじゃん。いやもう最高に気持ちいい。夏におろした新ミシュランのグリップ感も上々、ブレーキのフィールもカッチリ信頼できる。連続するコーナーと意識的に吐く呼吸法とのリズムが我ながら見事にきまり自転車と私、RとGの一体感の虜になる。

うーん、下りは楽しいな♪


あっという間に下りきっての鞍部。


「いい感じッスね!いこうぜいこうぜ!」




楽しい下りの余韻に浸りながら少しペース上げていると後ろから声をかけられる。見るからに強そうな細身のベテランさん、満開の笑顔でプッシュしてくる。
お?なんだい?私のあの下りペースについてきたのね(生意気いうなヨー)


つ、つまり引けってことですね?(笑


よーし、いっちゃる。チギっちゃる。




って、速えーよこのオヤジ!(笑
こっちゃマジもマジ、大マジで踏んでんのに鼻歌まじりですよ!


「えへへ、いっちゃうよー!アレもらおうぜー」
(アレとは少し前を行く軽自動車。風除けに使おうということ)


ひとり吸収して都合3名、連結。オヤジさんの鬼引き発動。きっつー

軽いアップダウンを繰り返すこの集落の山道、なんぼ田舎で交通量もないったって規制してるわけでもなし幅も狭い。こんなペースで走っていいんだろうかってくらいガンガン。ガンガン。これからまだ先長いっちゅうになんちゅう走り方ですか、ばか(笑


そんな感じで数キロ、ヒィヒィ引きずり回され早くも脚にきた。そういうタイミングで2発目の山、グリーンメッセ登場。ここは低いが少し下ってすぐ本番のこえど越がある、つまりここからがホントの勝負どころである。グランフォンドなんだから勝負じゃないけど状況的にいよいよ勝負かかった感じなのだ。なのに私の脚はこんな朝っぱらから売り切れ寸前。今日はいつもに増して負荷に耐えられない私の小さい心臓も悲鳴あげてる。苦しいよばかやろー!




ぷつーん。。


さよなら~ (T_T)/^^^


絵に描いたようなチギレっぷりで脱落する私(泣
勝負の心ポッキリの折れ折れ。



いいんだ、もう。
いいんだいいんだ。
だってのんびり旅気分で走りに来たんだもん。先まだ長いもん。コース知ってんだろ?山の次にまた山出てくるんだよ?上ったって上ったって山ばっかりなんだ。こんな事してたら死んじゃうよ。



人間、楽な方への切り替えってのは早いもんだ。すっかりお散歩モードでひとりクリクリと上る。ほどなくして後続にどんどん抜かれる。これでもかってくらい抜かれる。わずかな距離で一気に十名程に抜かれるとこれはこれで堪えるもんだねえ。。。悔しいっちゅうか恥ずかしいっちゅうか。


うん?今年は速い方が多いのかな。だって昨年はヘタレてもここまで順位落とすことはなかったもんなぁ。
いやあそれにしても一旦気持ち切れると上り坂ってのは辛いもんですねえ。。悲しいですねえ。。頂上なんてあそこ、まだずっと上だもんなあ。。ハァァ・・・・



・・・・・・、



・・・・・・・・・・・・。






いい加減やめようや、こんな坂。

なんでこんなに上んねん、まったく。。




・・・・・・・・・・・・・・・・、








ぱぁぷぅ~~!




ほうら聞こえてきたよ、このラッパあれでしょ?「あと2キロ~」のおじさんでしょ?


はぁぁ。。うるせえな、まったくもう(笑

ちくしょう、もう!ふんふん!!



尻上げてスピード上げる。これじゃ遅すぎてメゲるだけだ。ちくしょうばかやろう。

八つ当たりだか怒りなんだか、とにかくチカラは出るんだからこのラッパも実は有効なのかも。あ、あ、ありがとうございます(笑



「頂上まであと2キロ~!がんばれがんばれー」



わかっててもこれはズッコケる。

なんで2キロんとこにいるですか。その2キロの根拠はなんですか。一番キツく感じる距離が残り2キロくらいってご存知ですよね。知っててイジワルするですか。しかもわざわざ偽ピークっぽい場所で。


あ。

だからこその「頑張れ」なのか。


いや、違う。違う違う。走る側からしたらここは知らない方がいい。全然まだマシ。苦しいうちにふと頂上に出てしまう方が気が楽。せめて、言うならせめて「5キロ地点~!」とかね、いったいそれは頂上までなのか下からの距離なのか微妙な言い方のほうが戸惑ってるうちに上れちゃっていいじゃあないかい。







いやお陰様でムカッときてパワー出ました。あ、あ、、ありがとうございます。


あの顔、忘れねえぞ。笑いながら「あと2キロ」の大将。
ありゃひとが苦しんでるの楽しんでるね、マジで。

すごい愛だ。

これが糸魚川のもうひとつの名物、愛のムチだ。




来年はここ、女王様系のこうクイッとした女性立ててくれませんかね。そしたらもっとねぶられたくなりますよ、うん。自転車乗りなんて基本みんなMですからね、ヒィヒィいわされてナンボの連中なんすから(照

 






IMG_0860.jpg







 つづく






コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://wakarimasen.blog9.fc2.com/tb.php/244-d1a5b741
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。