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THE MOTORCYCLE DIARIES

2005年05月30日 01:00

motorcyclediaries.jpg


official site

DVDも出ました。

週末だというのに連日の仕事。
私は絶対に仕事を持ち帰らない主義のうえに残業も大嫌いな人間だ。そんなの能力のない人間のすることだと信じて疑わないが、どうしてもそうせざるを得ない時もある。仕事、時間のマネジメントに難ありであった。んん~実に情けない。

ここは悪い流れを断ち切らなきゃと同僚と少し贅沢なランチを楽しむ。ドイツ料理屋さんだから彼の地に倣ってビールも飲む。仕事はまだあるがせっかくの美味しい料理だもの、たまにはいいだろう。たっぷり時間かけたランチのあとは仕事を追い上げて夜、せめて少しは週末らしくと映画を観る。

こんな冴えない週末にチェ・ゲバラはもってこいだ。
心に響き、そして血がたぎる。男が男の子に戻れる。
いや、それは戻りすぎかもだけど、これを観てソワソワ・ワクワクしない男はいないはずだ。

チェ・ゲバラについては今さら説明不要であろうが、それにしてもなんて上質な映画なんだろう。乾いたギターの調べにのって映し出される南米の情緒。写真のような映像。もとよりこの映画はチェの伝記ではなく自己に目覚めた旅を綴ったものだけにくどい説明やひねったストーリーもなく、それだけに軽快なテンポが心地良いのだ。


    *  *  *  *


私もバイク乗りだった。17歳、部活を辞めてまでバイクに乗りたかった。
スピードに魅せられもしたけど、それ以上にもっと遠くへ、知らないところへと走った。それこそ羽が生えたような気分で、ガソリン代もやっとだというのにとにかくひたすら走りまくった。

そのガソリンが空になるまで走ったらどこまで行けるかなんてのや、行き先は決めたけど無計画な旅とか。彼女乗せてそんなのに付き合わせたりもした。学校昼で抜けて制服のまま太平洋へ日の出拝みに行って、帰りにコケて怪我したんだっけな。

地図も雨具も持たず、寝袋だけ括り付けて西へ向かう。途中で金が無くなって酒屋に飛び込んでバイトしたり、農家に一宿一飯のご恩にあずかったりもしたな。空腹にダウン寸前で寝ていた川原、釣り人襲って(笑)焼いた山女魚の味は忘れられない。フェリーにはタダで乗せてもらったし、間違って乗ってしまった高速道路は料金所突破した。金沢駅で偶然同級生の女の子に会った時には、やっぱり金が無くって借りたのは情けなかった。そういや雨に降られてずぶ濡れのままバス停で寝たのも惨めだったなー。

こうして回顧してみると、どうやらいつも金が無かったようだ。当時はそんなことあまり気にもせず、とにかく知らないところへ走っていってみたかったのだね。
んー。わずか数年間のことでも尽きない。


この映画、今日で3回目。
観る度にあの頃を思い出す。その後バイク降りてアジア旅な人になったけど、やっぱり移動好きの原点はあのバイクだったんだと思う。エルネストの偉大さには遥か敵わないけど、うん、それでも私だって這いずり回りながらなにか見てたのだな。


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