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峠を越えて海へ

2005年07月17日 23:58





とにかく自転車だ。
山へも行きたいのだがこの膝の痛みでは下りは耐えられないだろう。

なら自転車はいいのかというと、いいのだ。
前膝の外側というのは初めて痛めたが、走り出しちゃえばペダリングにあまり影響ないのだね。

ん??
痛み出したのは自転車マジ乗りし始めてからじゃないか。

・・・むーん。。


  *  *  *  *  *



今日は前々から回ろうと考えていた長岡~薬師峠~石地海岸~シーサイドライン~弥彦~分水~長岡というコースを走った。山の緑と海が楽しめて交通量も少なく距離も100Km弱と調度良い。

この薬師峠というのはあまり知られていなく、長岡から西へ向かった低い山々のうちのひとつでしかない。長岡ローカルには海への近道ってな程度である。
しかしこの峠、直線と中高速コーナーに低速コーナーが程良く折り合っていて、クルマで少し元気めに走るととっても気持ち良い山坂道なのだ。距離が短くクルマではやや物足りないこの峠もへっぽこロードマンな私にとっては間違いなく1級山岳だ。

ついでながら” 水曜どうでしょう ”ファンには「原付東日本縦断」での、日本海とご対面する直前の妙な峠道、へんてこなヤンキー開脚バイクが二人の前を走るあのルートと言ったらわかってもらえようか。
そう、大泉とミスターが笑いながら越えた山、下った突き当たりが海で「♪ジャカジャン」と大泉がキューくれるあのルートなのだ。


  *  *  *  *  *


蒸し暑い。ハンパじゃなく蒸し暑い。また雨降りそうな雲だなあ。
件の峠に差しかかる。

 ポツポツポツ

げっ、また雨かい!山になると雨かい!


わずかな通り雨だった。それでも路面は濡れてしまった。
うー、ここの下りをぶっ飛ばすの楽しみにしてきたのに。。

その前に登らなくてはいけない。短いとわかっていても自転車じゃたっぷりおつりがくる山だ、なめてかかるな。

ほら、きつい。

ハァ。ハァ。ハァ。ハァ。ハァ。
滝汗が止まらん。止まらんが脚の調子は良い。ケイデンス(1分間のクランク回転数 ~ 軽めのギアで多く回した方が乳酸が溜まらない)70を割らないように踏むのだがギアはまだまだある。昨日の教訓から最後のギア一枚を残す作戦で臨んだのだが、結局42-21と、インナー30を使わずにいけた。
(参考に申し上げると、スーパースター・ランス・アームストロングはほぼこの条件<勾配9% ギア39-19>だとケイデンス110で回すそうだ。まったくとんでもない男だ)

お楽しみの下りはやはりところどころ濡れている。怖いので慎重に攻めて最高速度は51.4Km/h。そんなもんだろう。ちなみにこの速度、世界のトッププロでは(毎度世界の頂点を引き合いに出すのも厚かましい)平地集団走行での巡航速度だ。
・・・やんなっちまう。


  *  *  *  *  *


VFSH0027.jpg


出雲崎の海。なまら澄んでる。高い橋の上から見下ろして魚が見えた。



海に出ると天気も良くなり陽射しも一気に強くなってきた。緩めの風はありがたいことにフォローだ。
と、向こうからそれっぽいサイクリストが。そして、すれ違いざま手を挙げて微笑んでくれた。

おお、自転車でもオートバイみたいにサイン出し合うんだ。
もちろん私も返した。車道を挟んでの距離(自転車も原則左側通行)だが速度が遅いのでお互いの表情がよく読み取れる。

「いやぁ~暑いですね~」
「ええ。でも潮風が気持ちいいです。自転車サイコー」

そんなやりとりが無言ながらもサングラスの奥の目と口元の表情でわかる。
なんか嬉しい。高校生の時、初めてオートバイでツーリングに出て最初にサインを交わした時の感激を思い出した。

その後何人ものサイクリストとすれ違い、皆さん気持ちよく交わしてくれる。こんなへっぽこライダーでもそういう自転車な人と認められているんだと思うと踏む力も湧いてくるってもんだ。


私にとっての1級山岳を登れたこと、こういうコミュニケーションがあると知ったこと、途中で食った笹団子がめちゃウマだったこと。
今日も大充実の自転車DAYだった。


VFSH0024.jpg


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