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Fiat Bravissimo ~その2~

2008年06月03日 23:23

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本国イタリアをはじめ欧州各国ではフィアット重役を笑顔にするまでに売れたブラーヴォ。にもかかわらず、日本へはデビューから3年後、しかもひとつのグレードをほんのわずかな台数入れたのみ。なんという及び腰、なんというやる気の無さ。同じフィアットの大衆車であるところのパンダは言うに及ばず、これの一世代前のティーポなどはあれほど支持されたというのに。

んで結局のところ日本じゃなぜウケなかったのか。

3ドアだから?
いやいや、この日本でわざわざイタ車を選ぶ人は利便性よりもプリミティブな魅力に勝る3ドアのほうこそ有り難がるところあるっちゃある。10年前であればなおのこと。


かっこ悪いから?
こればかりは個々の好みになっちゃうけど、悪いスタイリングじゃあないと私は思う。カッコイイかは微妙なもののいわゆるイタリアンデザイン味は濃い。妙な小顔は今見ても新鮮で、それになんといってもリアサイドの張り出し具合にはドキッとさせられる。短い全長と、相対的に幅広なところも敏捷性に一役かっているうえに、そのシルエットも存在感充分だ。そして外観から想像もつかない室内の広さ。荷室の使い勝手の良さ。こりゃもう小型車のお手本。


お値段?
220万円。先代のティーポはたしか200万円代後半だった。270とか。それを思えば戦略的価格に思えるし、冷静になって、ただの1600ccハッチバックと考えれば日本車平均比50万円高。安全装備などで実質差はもっと縮まるとはいえ、ブランドもんではないフィアットじゃなかなかむずかしいところかも。


オートマだけだから?
多分大きな原因はこれだと思う。ラテン車好きは運転好き。マニュアル派圧倒的多数。これまた、当時であればその比率うんと高い。ちょっと小粋なボディに小さいエンジン、手動変速でもってめいっぱい引っ張って元気に走り回ってこそラテン車乗りってもん。これもある意味ステレオタイプなイメージになるけれども、実際そう。

きっと高感度な都市部の女性をターゲットに置いたのでしょう。せめて両方揃えていれば結果も違っていたのじゃないかなあ。



少なくとも、パッと見ではったりの効くスタイリングではない。ブランドもんでもない。この点でドイツ車選ぶようなタイプの人が手を出すセンなし。控えめながらもなにかを感じるタイプ、つまりパンダやティーポとかプジョー、ボルボあたりを支持してきた層には響くはずなのに、肝心のところが抜けてるときたもんだ。

乗ってみるとすぐわかるんだけどコレ、とってもとってもいいクルマ。ラテンの小型車好きなら一発で笑顔満開になる乗り味。妙味充満。私は一発でヤラレた。マジで欲しくなっちゃったもん。

当時だって、乗せてしまえば充分な説得力でもって従来のラテン車好きとその周辺を取り込めただろうにと思うと残念つくづく。こんな親しみやすいクルマもそうそうないと思う。



いやま、確かに地味っちゃ地味だけどもね。


5029_o.jpg




きっと今じゃ市場価格など無きに等しい状態だろう。
もしこの代車そのものを譲ってもらえるのなら本気で考えちゃうなあ。距離30,000km、外観程度不良も中身ぴんぴん。タダとはいわんが相応なところでひとつ。


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