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フェニックス

2005年08月05日 20:09

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花火が終わって、ますます暑いんだけど、長岡の夏は終わり。
町の人々は、これはもう明らかにぼんやりしている。

今年は震災復興を願ってフェニックスという特別な花火が打ち上げられた。
信濃川に沿ってずら~っと並んだ大輪、その幅約2Km。見上げた空は全部花火。
というか、視野に収まりきらない。

圧巻。
感動。
  *  *  *  *  *

空襲を受けた町。
60年前の8月1日真っ昼間、125機のB29により工場地帯のみならず住宅地をも襲った爆撃によって町の3分の2が焼け1500名以上もの命を奪った。実際はその何倍もの数なのだが数えられないのだそう。
信濃川へ飛び込んだり逃げまどう人々、焼けて膨らんだ死体、それが音をたてて破裂する様は地獄絵図そのまんまだったと館長さんが語った。家族を、友人を亡くして、今も花火の音が爆撃音にだぶって祭りを祝えない人も多いという。

その空襲からの復興を祈願して翌年から始まったのが長岡祭りなのだと教えてもらった。
日本一だかなんだか知らんが、我々長岡もんにとってこの祭りは特別のもの、死んでいった者への思いとこの町に生きる誇りを花火に託しているのだと訥々と語っていた姿がとても印象的だった。

二度の戦災からの復興を期して始まり、昨年の震災からの復興をフェニックスという花火に託した今年の花火。ことさらしんみりするのも違うと思うが、ただのお祭り騒ぎではないことと知り、これで私も長岡人として一歩前進(笑

そうそう、長岡市の市章はフェニックスだそうだ。知らなかった。


二日間で80万人。これだけの規模を運営する側の大変さは想像に難くないが、各企業、有志による寄付、市民の熱意がこうして夏の夜を楽しませてくれる。感謝感謝。
このフェニックスは全国からの寄付2500万円で打ち上げられたのだという。

誰もがこのフェニックスを絶賛している。ホントにそこらじゅうの会話に「フェニックスフェニックス」が聞こえ、花火にさほど興味の無い私でさえ完璧の完璧に感激した。さすがの三尺玉も今年ばかりは脇役、とにかくフェニックスなのだ。
金色の大輪の中にホントに不死鳥がいるんだもの、びっくりするやら声を失うやら。
同じ場所から連発じゃなく並んで一斉に上げる手法もすばらしい。

趣旨に反するが、またフェニックス見たいざんす。

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これが中心部から我が家の近くまでの範囲に渡って並ぶ。
一日目は部屋で見たが、いったい何が起こったのかと腰抜かした。
二日目は中心部で見たが、首を振らないと全部見えない。
まさしく長岡の空を埋め尽くした不死鳥。

がんばれ中越。がんばれ新潟。私はマイペースで行くから。


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