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SAABが逝ってしもた・・・

2009年02月24日 00:38

スウェーデンの名門というか古豪というべきか、ちょっとヘンテコリンだけど粋なクルマ、サーブ。GMの子会社になって随分と経ったわけだけども、一向に上向く気配もなく、どころか親も厳しくってとうとう逝ってしまった。飛行機屋のその出自を隠せないルックスのみならず中身の隅々まで独特でマニアックなところが特徴なのに、大衆車を土台に当てがわれてさあ作れったって辛い。なんぼ昔と今じゃ自動車作りの事情が違うとはいえ。


こんなタイミングで言うのもアレですけど私は次の乗り換え候補の一台に実はこのサーブを考えていたのだ。9-5のワゴン。エステートと呼びますな。







歌舞伎役者の化粧みたいなこのお顔、写真のシルバーではまだしも濃色系だとクロームの縁取りが際立ってとんでもない面構えである。初めて見たときは濃すぎて飲み込めず、時間が経って少しはどうにかなるかと思いきや依然として重い。それは、生理的に拒絶という種類のものではなく、いやむしろこういうノリは好物なのだがもう少し時間をくださいって感じの。だからこそ自分の元に置いて乗って過ごして自分の中での変化をも楽しめるという期待がある。なにいってんねん。

一転、サイドはスッキリ。そしてココが肝、繊細なホイールアーチ。サーブ伝統、まさに洗練の極み。静かにセクシー。私はここを撫でて眺めてるだけで朝まで酒飲めるね。




一方、ひとクラス下の9-3、こっちも現行はいくらか濃いめの顔になったものの、まだ解りやすい。そこここにサーブらしいディテールも見られて好印象だ。しかし選ぶなら私はやはり9-5だな。基礎が旧いぶんサーブ味も濃いめだろうから。


saab9-3.jpg




サーブといえばインテリア。ぐるり包まれる安心感と、大柄でペラッとしてるのに絶妙な座り心地でうっとりできるシート。一度この9-3前期型に腰掛けたことがあるがあの感動は今でも尻と背中が覚えている。ポジションもばっちり出た。9-5ならもっとほんわか系だろうからますます想い募るってもん。アルファのような刺激系とは対極で、しかし私はそういうものも一方では求めているのだな。ああ、あのシートに座ってユルい内装眺めて長距離ドライブに行きたいぞう。



昔、友人が乗っていたのがこの900。白いカブリオレ。


SAAB900.jpg




バブル時代にブームで、そしてヤツはそれから10年も経って枯れた頃を見計らって飄々と乗っていた。何度か乗せてもらったけどとにかくコンディション最悪で、錆は浮いてるわゴム類はカサカサになってしまってるしドアの内張りなんて半分近くめくれていた。それでもエンジンはキーンと甲高い音を発して高速道路を張り付くように走ってみせたし(あの直進安定性はさすがだ)、やはりシートの素晴らしさに感心したのを覚えている。
キーがサイドブレーキの横っちょに付いていたのも印象深い。なんでこんなところに。そして、ドアを開けるとそこにあるべきものが無い。サイドシルというんですか、敷居です敷居。足下すっかすか。



さて、サーブ。これからどうなるんだろう。どこかが引き受けないとホントに消滅してしまうのだろうか。イヤだ。一度も所有したことはなくてもそれなりに思い入れもあって、だから寂しい。

もしや日本での販売も早晩終了してしまうのか。
そしたら投げ売り?

ハ、ハンターチャンスですか?

悩ましい。。


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