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スリッパークラッチ

2009年10月10日 23:00

ドゥカティのクラッチといえば乾式だ。
対になるのは(一般的な)湿式、つまりクラッチ板がケース内でオイル漬け。半クラ時にオイルのおかげで滑って衝撃吸収、スムーズな伝達をしている。耐久性にも優れるがオイル撹拌のロスがある。大出力であればその滑りも大きくなり、それを抑えるために多板化、結果大きく重く。
一方、耐久性を犠牲にしてでもロスを抑えたいレース車両などはそれを嫌って乾式を採用する。軽量かつシンプル。潤滑するオイルが無いのだから滑らない。スパッと繋がり、切れる。猶予がない分操作はデリケートなものとなる。とどこかに書いてあったw


そういう長短もさることながら一番分かり易いのは見た目の勝負。乾式であることをこれ見よがしにすけすけカバーに替えちゃって中身丸見えカスタムをよく見かける。例のシャラシャラシャラ~っていう音も印象的だ。だしかに放熱効果はあろうが足下に回転物剥き出しって怖い。ああいうドレスアップ私は好かない。


と書いたところでドカえモンのクラッチは実は湿式だ(笑

しかし”スリッパークラッチ”なる機構が仕込まれている。




その名も"APTC"






シフトダウン時の回転差をクラッチが滑って吸収するのがスリッパークラッチ。わかりやすい。
"ATPC"とはサプライヤーであるアドラー社の製品名。「アドラー・トルク・パワー・クラッチ」


普通は中吹かし一発ブォン!で回転を合わせる。そうしないと後輪がキュッ!とロックしたり跳ねたり。誰もが一度は経験しているはず。そして、ブォン!も誰もがマスターしている基本技。
この機構もレース車両から来たそうだ。コーナーへのアプローチではブレーキングや重心移動などやることいっぱい。そのひとつにシフトダウン、慎重な回転合わせもある。忙しいんだからひとつでも減らせたらいいよねってことらしい。


私、これがあること知ってはいたけどほとんど意識していなかった。子供の時に身につけたまんま無意識のブォン!でなんの不自由もない。跳ねたこともない。
それはお前おっとりアプローチしてるからだよ、もっと開けて突っ込めよと言われるかもしれないが、なにもレースしてるわけじゃない。通りのない峠とはいえ公道でキリキリしてもしかたないじゃないか。ぷぷ。


aptc2.jpg





試しに、意識してブォン!をしないで走ってみた。
3速→2速へ。

ギャウゥゥーン!!(回転跳ね上がる音)


危ねーよ。体もってかれるっての。
いっこも効かないぞ?なにこれ(苦笑


ホントに入ってるのでしょうか。


それに、どうにもリズムがとれない。
やっぱり軽くブォン!は必要。ショック一切なく決まったときの気持ち良さも愉しみのひとつだ。

スリッパーさんは無かったことにします。



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