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グランフォンド糸魚川 完走 ~坂と坂と坂~

2005年10月03日 23:35

こんなに素晴らしい大会を開催してくれた主催者に改めて感謝。
事務局、スタッフ、大勢のボランティアの皆様に協賛各社関係各位、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

沿道の声援も凄く嬉しかったしエイドステーションのもてなしも最高だった。そうそう、魚屋のおばちゃんとのやりとりも楽しかったな。脚の痛みにメゲそうになった時には一緒に走った方々のお陰で頑張れた。本当に感謝感謝。


天候は残念ながら最悪だったけど、むしろ普段ならこんな雨で走り出さないしこれほど山続きなコースも組まないと思えばとても良い経験になった。派手な落車をしてしまったのもこれはこれで一人前のロードマンへの勉強のうちさ。実際、苦しい以上に走ってて本当に楽しかったし、走り終えた今の達成感、満足感は実に得難い物だ。

面白いコース、素晴らしいホスピタリティと運営、そんな大会に第一回から参加出来た幸運。先程まで社長さんとも話してたんだけど、これは今後新潟の名物大会になるだろう。来年はぜひ晴天のもと景色を楽しみながら走りたいな。

ということで記憶整理がてらまとめておくとしよう。


 ~前編~


《痛恨の寝坊》

スタート&ゴール地点となるマリンドリーム能生に着いたのがスタート15分前。大急ぎで受付を済ませ、着替え&ホイールセットして空気入れ終えたと同時にスタート30秒前の合図。んが、クルマの施錠を忘れアフアフと並び直すこの慌てよう。

時間厳守でこれまで生きてきたというのに。ましてや遊びの日に寝坊なんて。。
前日からの雨と脚の故障で気分最低だったのが知らず知らずに精神弛緩していた模様。もしだったら参加取り止めにしようって思いながら寝たのも悪かったか。

まあ、どうにかこうにかスタートには間に合った。ふう。

ん!ウンコしたい!

朝、意識が戻ってから慌てふためき続きの挙げ句にこの猛烈な便意(大と小)、ストレッチもなにもしていない。まったくもってこれ以上ない最悪のスタートである(涙


《集団は解き放たれた》

隣町の名立までは先導が付いてのいわゆるパレードラン。天候曇り、左手に海を眺めながら久比岐自転車道路をのんびりと北上。意識してなかったのだがいつの間にか私は先頭集団に居た。その集団速度は28~32km/h。そうそう、レースじゃないのだ、ゆっくり行きましょう。それにしても集団の中にいると楽チンなんだなぁ。顔面に来る撥ね水はちょっと嫌だけど勝手にスイスイ進んでくよ。

と、いきなりペースが上がる。な、なに? 速!

先導が外れていよいよ第一峠突入を前になにやら始まった。前方の連中だけはマジモードで行っちゃうだろうとの社長さん戦前予想通り。そして峠突入で最初のアタック発動。5人程がガーッと行っちゃった。

先は長い、いきなり無理しちゃいけないと見送ってたのだが後方からドーンと抜かれて思わず私も着火。頭の隅っこでは「ダメダメ、追うな」と言ってるのだが周りの雰囲気に見事飲まれた(笑)ヘタレなりに全開全開。心拍ほぼ最大。
ここは確か標高差350mちょい、この程度でさっきまでの集団約20人が一気に散った。マジで行く人、慌てず行く人、たんに遅い人、それぞれの脚力、思惑があるのだろう。私はたんに遅い人なのだがかなり無理して何人かを抜き返し、なんとなく周囲の動きも落ち着いたところで頂上手前。

「良い感じで回してるねえ~」

ヴィテスのジャージを着た初老の方に声をかけられる。誉められると力を発揮するタイプの私(笑)、本当はもう苦しくて堪らないのにしばし併走させてもらう。私から見れば誰でも速いのだがこのお父さんは本当に速かった。体も温まったし気分も乗ってきて、第一エイドステーションは軽く水だけ飲んで続く下りへ。ここでもヴィテスお父さん、速い速い。濡れてる路面の嫌な感触にビビリながらもなんとか付いていく。良い感じの集中力。ああ、なんだか楽しい!この方のお陰で心配していた下りのペースとグリップ限度が掴めた。

第二峠への鞍部でお連れの方(これまたお父さん。でもって速い!)が合流し、ほどなくして私はちぎれた(苦笑


《独り旅》

第二峠は、誰にも追いつくことなく(当たり前やろ)さりとて抜かれることもなく(!)、無音の山中に自分の息遣いだけを聞きながら地味に行く。
ここまでかなりハイに来てたが独りになった為か少し冷静になる。これからまだまだ先は長いからマイペースで行かなきゃな。まだ(峠)二個目だしな。

でもどうしたんだろう、誰も来ないな。道は間違ってないよなぁ。。
あれ?ウンコしたいな。。(思い出してしもたやないか・・・)
その辺でしちゃおっかな(笑)

山の高さばっかり頭に入れてて次のエイドステーションが何処なのか、コース全体はどうなのかを覚えていない。マップも忘れてきた。上る苦しさより、ペースを掴めないこと、先が分からない不安というものにここでようやく気付く。寝坊、無茶なハイペースと今朝からの愚行を振り返り反省する時間となった第二峠であった。


《落車発生!!》

土砂降りになってきた。。
ウィンドブレーカーやその他の気の利いた物は一切持っていない。気温は20℃。なのに真夏と同じ格好。申し訳ございません。

ここから本日最高度となる第三峠だ。もうゆっくり行くと決め、ここを越えたらエイドステーションだろうと願いながら上り出す。んで、ペースを落とすとたちまち後続に追いつかれた。DHバーを付けたこの方は先頭集団の中に居たので覚えてる。自転車も格好も脚も見るからに速そう。(後に、同じお店のお客さんと判明。かなりのスピードマンだそうだ)

久しぶりに他の人と走れるので少し元気出てきた。生意気にも後ろからペースを伺い、頑張れば私にもついていけそうだと読んで尾行開始(失礼!)
いや、マジでペースメーカー(またまた失礼)がいてくれると走りやすいのだ。これも今回参加しての収穫。

んん~、しかし長い。標高差からして感覚的にもう頂上でいいはずなのに、このコーナーで最後、次こそ最後だろうと3回ほどがっくりを繰り返す。んん~、んん~
我慢の時間だ。見上げても山は無さそうなのに終わらない。苦しくなってきた。尾行ばかりでは申し訳ないと前に出たいのだがそこはヘタレな私のこと、実はちぎれないように踏むだけで精一杯だったのだ。


ファーーーン!!


前方でマーシャルがエアホーンを鳴らし励ましてくれてる。
よし!頂上だ!ひゃぁ~、キツかった~

「頑張れ~!あと2キロで頂上~!」


がっくし!!!

励まされたんだか突き落とされたんだか・・・(泣笑

二人、なんとか気を持ち直して、すっかりガスに包まれた中を少しペース落として進む。
ようやく本当の頂上、ここでDHバーさんは上着を着るとのことで先に行かせてもらう。ムフ、少し飛ばしちゃお(笑

うーん、良い感じ♪濡れたジャージがぴったり張り付くが寒さはあまり感じない。集中力最高。100%走りにのめり込めてる。ビビリもない。

いくつかのコーナーをリズム良く抜け、右から左への切り替え、その瞬間

つるっ!!!


はっ!?



あまりに瞬間的で脳みそがついていけない。地面に叩きつけられた時になって初めて落車に気づいた。つるっと手に感じた瞬間には視界が回転していて、空と緑と路面がもの凄い早さで飛んでいった。


やってしもた!!

後頭部ガーン!(頭ん中でカーン、カーンってメット打った乾いた音がしばらくリピート)
ガリガリと仰向けになってしばらく滑った。

ああ、、、おニューのジャージ破けたよね??自転車は大丈夫??

体を気にすべきなのに自転車とジャージを真っ先に心配した自分が悲しい。咄嗟に立ち上がって自転車を起こしチェーンを付け直す。今になって思うが、なぜあんなにすぐ立ち上がれたのだろう。なぜこれほどの体の痛みに気づかなかったのだろう。ハアハア言いながら自転車の具合を点検し、ジャージの破れにがっくりし、落とし物がないか確認して即走り出した。

大丈夫、壊れていない。

気が張ってるせいか痛みは我慢できる。しかし、一度転んだら気持ちはすっかり負けちゃってコーナーが怖い怖い。必要以上に減速し、必要以上に身構えながらテケテケ下る。追いついてきたDHバーさんに先に行ってもらい、付いていくこともせずどうにかこうにか下りきった。

正直ホッとした。
もうリタイヤしよう。このまま走ってまたコケたらきついだろう?
いやいや待てい。俺はこんなもんか?これくらいでメゲるんか?


そんな気持ちが交互しながら第二エイドステーション到着。
そういや朝ご飯食べていないんだった。バナナ、おにぎり、いなり寿司、笹団子、ドリンク類。なんて豪華な。ようし片っ端から食って、それから考えよう。

と、先着の方に「大丈夫ですか?」と背後から声を掛けられる。どうやら血が滲んでるらしい。ここで落車の顛末について皆様に白状し、ついつい「全然平気です。うん」といきがってしまった。続行決定。俺のバカ・・・(苦笑

スタッフの言うに、先頭のグループでも落車があって、ひとりで2回右と左両方やっちゃったらしい。凄まじい人もいたもんだ。。でも、私だけじゃないという事実に少し気が楽になったのも本音。ここで何気に私は何番目のチェックなのか尋ねたら8番だという。

「!!!」


少しニヤケた。前の方だろうなとは思っていたがまさかヒト桁とは。順位もタイムも関係ないグランフォンドだ、そんなの意味無い。完走した全員が勝者なんだと頭でわかっていても急にチカラが湧いてきた。ようし、俺はやったる。とことんやったる。エイドの彼女、あなたは今罪な発言しましたぞ?(笑

少し興奮し、また少し冷静になってきて、とにかく休憩することにした。順位は順位でいいがその前に腹ごしらえしなきゃ。それに私は怪我人だ。でもって、なによりタバコ吸いたい。ってことで裏の東屋にイスを出してもらい、雨を避けつつタバコ吸いながら友人に電話。そしてスタッフの方とおしゃべり。本気のレースだったらありえない情景(苦笑


しかしなんであそこでコケたんだろう。
落ち葉踏んだのかもしれないが、それは鉄板同様に一番気をつけていたはずだし・・・。

あの林道は直前まで草ボーボーに覆われていて皆さん総出で刈ったのだという。山岳区間は全部落ち葉掃きもしてくれたそうだ。本当の本当に頭の下がる思いだが、もしかしたら草の下でコケがむしていたのかもしれないなぁ。いや、だけどそんな色にも見えなかったし。。山の土が流れ出てたのだろうかなぁ。路肩が滑りやすいのは普通だが私は真ん中ですっ飛んだからなぁ。。。

私だけがコケたのなら話は早い。私が下手なだけだ。しかし、先頭を行くような人もとなると、やはり雨というのは怖いものだね。
雨だからコケたことにするけど、雨だったからこそあんなに滑って怪我はこの程度で済んだのだ。乾いていたらビリビリのグチョグチョだっただろうな。

ま、落車の拍子にウンコ漏れなくてよかったよ。。。(´・3・`)


というわけで、せっかくの大会なのに写真はなんも無し。
一応デジカメは持っていったのだ。が、スタートの様子押さえようにも私はあのザマだし、道中も撮りながら行く予定が思わぬ展開と土砂降りのため一度も取り出すことなかった。なので憚りながらこんなのでもどうぞ。





二番目に酷い傷。
ポッカリ穴があいて脂肪が見える。

IMG_0104.jpg



一番痛い所はあまりにグロなので自粛。



(笑)


悲しいジャージ

IMG_0117.jpg





 ~後編へ続く~


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