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また野尻湖

2011年01月04日 23:03

朝からお酒飲んでキレイな景色を眺めながら一日のんびり。

真っ暗な高速道路を山へ向かう道中の、徐々に稜線の浮かび上がってくる夜明け前後のこの一時間が好きだ。音の無いピリッとした空気がたまらない。おまけに前の日からワクワク出来て、妙高までの程よい距離の雪道ドライブも楽しめるのだから冬の釣りってやつもうん、悪くない。


2011年1月3日 雪のち晴れ -6℃ (07:00)

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今回は古い友人と行った。こいつはそれこそカラダの半分は魚肉で出来てるような、海生まれ海育ちの釣り師兼サーファー。死んでもすべて自然に戻るようにと浜の松林の中に木と土と石だけで家を建てて、波があれば乗り、無ければ釣って食う生活を送っている。二年ぶりかな、久しぶりに合うヤツは驚くほど白髪が目立ってなにやらずいぶんと貫禄漂うオヤジになっていたものの、中身なんにも変わっていない。


並んで糸を垂らし穂先を見つめる。場所が海と湖っていう違いはあるけど、まんま十年前と同じだ。いや、二十年前でもそうか。なんせ子供の頃からの腐れ縁なのだ。朝イチにサーフィンのあとは決まって釣りだった。どちらもヤツはライバルだった。近況や仕事のこと、海のこと、共通の友人のこと、親のこと、それから昔話に将来のこと。ふたりだけが笑えるギャグ。酒をすすめながら話は弾むも肝心のアタリはさっぱり来ない。

まいっか。



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朝、予定していた船宿のご主人が我々の到着を待っていてくれた。急な不幸があり申し訳ないが船を替わってほしいとのことだったが、連絡先を事務所にしていた私の方が悪いわけで申し訳ない気持ちでいっぱい。そして、紹介してもらったお隣の船頭さんがこれまた底抜けに陽気なオヤジだったのもこの一日をより楽しいものにしてくれた。


だみだっ いやぁーだみだっ
濁ってまったくだみだっ やーまいったっ



湖底の濁りがひどく暮れからずっと釣果は冴えないものだそうだ。他の船頭さんとの交信もゲラゲラと豪快で、だみだだみだと威勢よく言い切る独特の口調は当然我々の餌食となる。
魚群探知機を睨みつけ頭をかきながら「だみだっ」の船頭さん、弱いアタリに合わせきれず「だみだっ」の私。被せる友人。笑う他のお客さんの図。和気あいあい。船旅も道連れなのである。


気温や気圧に水温、生じる対流。静かに見える湖面の下ではいろんなことが起こる山の生理。これが自然。魚はこちらの都合で食いついてはくれない。そんな自然と好き勝手なお客を相手にする船宿商売も大変だなあと、この日の野尻湖の全責任を背負ったような困り顔で笑い飛ばすオヤジさんがいっそう愛おしく感じる。



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湖面から望む真っ白な妙高に黒姫の山容は美しく、周囲の唐松はほとんど手付かずのままで、そんな景色をこうして眺めていられるだけでも私は満足。釣れなくても釣りは釣り。こういう時間はなかなか得難いものだ。


ここには100年近い歴史を誇る有名な外国人別荘地と居住地がある。そのことは以前から知っていたが、なるほどこのロケーションは素晴らしいものだと実感。湖岸の最も良いエリアを占めている。相応の格式と規律に則った会員制組織とのことで、その心は自然との共生。安易に豪華快適便利をよしとせず、地の建材を用いた当時の建て屋を極力保存しているそうだ。華美になりゆく軽井沢を避けてこの地を見いだしたという当時の彼らの、嗅覚というか見極める視点に感心し、本当のリゾートライフとはなんぞやと考えさせられる。

Nojiri lake Association






あと10日も経てば濁りも治まって良くなるとのこと。

ようし、また行こうっと。
釣れなくても楽しいとはいえ一度くらいは山盛り釣ってみたい。この二回は釣ったのそっくりあげちゃってまだ一匹も食べてない。。


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