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雪の日はバイクを磨いて

2012年03月26日 21:48





外は真っ白。
納車から一週間、こうも天気が悪くてはどうにもこうにも・・・

まあいいや、本格的に走り出す前にまずはきっちり儀式を済ませておこう。儀式ってのは、お互い全裸になって触り合いっこ眺め合いっこすること。どこがどうなっているのか、これがなにでこうなっているってのを知り合う最初の大切な儀。しかも今回は10年経過の車両なので徹底的に遠慮せず容赦なく。外装を剥ぎ取って奥の奥まで。連日連夜。



前オーナー氏には心から感謝の程度極上。まるで漆塗りのごとく深い艶の、ほとんど奇跡といっていい磨き傷ひとつ無いソリッド黒塗装にひれ伏す。いやマジで驚愕モノ、こんなの初めて見た。ハッキリ言って新車よりキレイ。どう透かして見ても産毛ほどの線さえ無い。これひとつとってもいかに愛情を注いで大切に乗られてきたかが伺い知れる。受け継いだ私としてもここは今一度気合いを入れ直し心して取りかからねば。

前オーナーの維持に感心ならばBMWのものづくりにも感心。それは美術工芸的な美しさとは違う、しかし確かに”美”に満ち溢れている。なにかこう質量や時間の重さがぎっしり詰まったようなあるいは執念めいたものというべきか、とにかくネジ回す手に伝わる感触ひとつからして明らかに異質のものだ。クルマのBMWにも同様のものを覚えるけれどオートバイのそれはもっと、うんと濃い。




えへ。乗らなくても愉しい。ぞ。

極上とはいえ中古は中古、良くも悪くも10年分のヤレ感は出ている。なまじタンク他外装が素晴らしいだけに特にエキパイやサイレンサーの汚れ焼けが面白くない。幸い両ヘッドカバーも無傷だしフィンの底までキレイなものの各部ボルトはなんとかしたいところ。樹脂部もこのまま放ってはおけない。
年数なり距離なりの調和、これを忘れずに下品一歩手前のピッカピカにするのだ。



ドカ比二倍にも思える肉厚鉄管。カンカン対ゴンゴン。エキパイ、敢えて手磨き。写真は途中経過。

作業場の気温2℃。磨きに磨いて大汗をかく。それこそ摩擦熱で焼きが入るんじゃないかってくらい。どうせ走ればすぐに汚く焼けるのに。こちらも執念だ。


無心。時間も忘れて。
鈍い輝きに吸い込まれる。

やめどころがわからん・・・(汁


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