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ジブリ美術館

2005年11月17日 00:28

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三鷹の森ジブリ美術館


これまた仕事で行ってきた。

今日は木曜日だが先週土曜日のことである。
日記とは本来その日のことをその日に綴るものなんだろうが、私は仕事でも、どうしても今日やるべきことは今日やるが明日に回せるものは全部明日へ派だ。日記など明日どころかいつでも構わないのである。



そんなことはどうでもいいとして、宮崎 駿監督の想いをひとつのカタチにしてみたというこの美術館。開館してずいぶんと経つのに未だ大人気である。もっともこの人、この確立されたカテゴリーともなると流行り廃り云々の話でもないのだろう。以前のように2時間入れ替え制ではなくなったが、それでも日時完全予約制、週末に関してはあっという間の完売続きも相変わらず。ふらっと立ち寄れない、段取り整えてしか行けないちょっとややこしい美術館なのである。



私は物心ついた頃からアニメというものが苦手であった。同級生がやれガンダムだヤマトだなんだとニキビ面でアーアーいう姿に嫌悪さえ抱いていた。どうしてなのかは自分でもわからないのだが、なぜか近寄りたくなかったし近づけたくなかった。その後「オタク」という言葉が生まれ、いい歳こいた太った大人や痩せた大人がアニメだフィギュアだと肩で風切る世の中になり(笑)いよいよ私はそれ方面無条件でNG。アニメのアの字、いわゆるマンガの絵を見るのさえ避けていた。人間、見たくないもの関心無いものは視野に入らないというが全くその通りなのだ。
その頃だと思う、宮崎アニメというものが世の評判になっていったのは。



30歳になって、ふとした拍子に「となりのトトロ」を観るはめになった。その時初めて、これが噂に聞く宮崎 駿の作品だと知った。さすがに分別のつく歳になって、興味ないからといって毛嫌いするものでもなかったがちっとも気が進まなかったのは覚えている。ところがどうだ、始まりの扉絵で震えが走った。な、なんだ、なんなんだこの情緒あふれる絵は。鼻の奥がつーんとするような不思議な感覚と妙な懐かしさを感じながらすっかりのめり込み、なぜか終いにはウルウルしてる自分がいた。

これで完璧にやられてしまい、全作品貪るように観たわけである。ラピュタにワクワクし豚でムラムラしたわけである。アルファロメオ買いに行くわけである。



宮崎ワールド。
たまたまアニメだっただけで、というかアニメだからこそのこの表現、このしみ入りよう。ああ、観られてよかった。フタをしたまま知らずに生きていたら、これは人生において多大な損失であった。



さて、美術館。
宮崎監督の子供に対する気持ち、視線がそこかしこに感じられる。美術館と名乗りこそすれこれは紛れもない子供ゲストハウスである。下手すると大人なんか来なくていいとさえ言いたげに思える。といって、そこらの子供向け遊戯施設ではない。
子供の好奇心をさりげなく刺激する館であって、遊園地でもなければテーマパークでもない。うがった見方をすれば安っぽい押しつけがましさが感じ取れるのだが、子供が子供らしく生きにくい現代の日本では仕方ない。監督一流の皮肉にお節介と愛情がこもった空間だと思う。
そして、私自身、現代の子供でなくてよかったとホッとしてみたり申し訳なく思ってみたり。私が子供の頃は家の周りのどこも全てが遊び場だったもん。


建築物として。
イヤらしく大人の目で見るに、半地下にめり込むような造り、これが効いてる。



また訪ねることがあるなら、次回は平日にもう少し時間をかけて過ごしてみたい。


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